第二新卒の転職

第二新卒で転職を成功させる8つの秘訣|転職市場・失敗事例を押さえて最高の転職に!

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新卒で入社して数年…仕事には段々慣れてきたけど、まだまだ若い今のうちに転職したい!と思っていませんか?

  • まだ新卒に近い第二新卒が企業からどう見られているのか
  • 第二新卒での転職を成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか

そもそも第二新卒が新卒から何年目までを指すのか、明確な定義は存在していませんが、一般的には入社1~3年目までが第二新卒と呼ばれており、4年目以降は「第二新卒」の看板が外れて、一般的な中途採用枠に該当するようになります。

また、企業に入社する前にフリーターとして3年以上他の企業などでアルバイトしていた場合、入社1年目であっても第二新卒扱いにはなりません。

あくまでも、「新卒から1~3年」が第二新卒としての条件になるのです。第二新卒の人が転職活動をする際には、自分の強みと弱みを知ることが大切です。強みは積極的にアピールし、弱みはしっかりとカバーしましょう。

 

目次

第二新卒が転職市場でニーズが高まっている5つの理由

数年間の社会人経験があるが、柔軟性もある

第二新卒は、新卒からわずか数年とはいえ、社会人経験があるわけですから、電話応対や外部対応など、ある程度のビジネスマナーは身についていることが予想できます。

まったくの新卒を採用すれば、一定の教育期間を設けてイチから教育する必要がありますが、第二新卒にはその必要がないというメリットが企業側にあります。

さらに第二新卒以降、たとえば前職での社歴が5年も6年もあるとなると、前職の職場特有のルールや仕事の仕方が身についていて、変なクセのある社員もいますが、第二新卒は長くとも前職の社歴が3年ですから、新しい企業にすぐに馴染めるだけの柔軟性があることも予測でき、その点も企業側から評価を得ることができるのです。

単純に若い人材であるから

純粋に若いということも第二新卒の強みです。就職後数年で離職した第二新卒はそのほとんどが20代後半なので、十分若い人材として自分を売り込むことができます。体力もあり、発想も柔軟なことは企業からも喜ばれますし、年齢を気にせず転職活動に前向きに取り組めることも若さゆえの特権だと言えます。

これからの成長を期待できるポテンシャル

企業側が第二新卒を積極的に採用するのは、何も実績があるとか、特殊な資格を持っているなどの理由とは限りません。

むしろ、実績はなくとも、性格的な特徴や、前職での取り組みなどを考慮して、採用後に企業で発揮するであろうポテンシャルを評価しているのです。

厚生労働省が調査した転職入職率を見ても、20歳〜29歳までの20代で転職をされる方が多いことがわかっています。

参考:厚生労働省|平成30年雇用動向調査結果の概要

もちろん、新卒からわずか数年で目に見える実績を出した第二新卒は、それ以上の実績を期待されて、さらに多くの企業から採用されやすくなります。

会社の色に染まりきっていない

就職後数年で離職している第二新卒は前職のカラーに染まり切っておらず、それが強みになります。就業年数が少なかったからといって経験がまったくないということではありません。前職での経験が活かせ、なおかつ転職先の企業に素早く順応できる貴重な人材と言えます。

自分の目標がはっきりしている

転職を決めたのは自分の目標がはっきりしているから、という第二新卒も多く、明確なキャリアプランとビジョンを持っている人材は企業からも求められます。

前職を辞めた理由を聞かれた際には、「就職してみて本当に自分がやりたい仕事が分かった」「自分の能力を活かすために転職を決めた」というように、明確なビジョンを持って転職活動をしていることをアピールしましょう。

第二新卒で転職する3つのデメリット

忍耐力がないと評価される

就職後数年で離職したということから、忍耐力がないと評価されることも少なくありません。

そのため、「以前の職場に不満があった」「人間関係がうまくいかなかった」というようなことを離職理由として挙げるのは避けましょう。明確な目標を持ち、ポジティブな理由で辞職したことをアピールすることで、弱みをカバーすることができます。

仕事での実績がない

就業年数が少ないと、それだけ実績が少ないということになります。人によってはアピールできる実績がないことも少なくありません。

実績がない分、企業研究や業界研究をしっかり行ったり、転職先の業務に役立つ資格取得のために勉強したりすることで、自分の能力をアピールしましょう。

立場が中途半端

20代中盤から後半の人がほとんどである第二新卒は、若いけど新卒ではないので立場が中途半端です。転職先の職場の人からしても、新卒と同じように扱った方がよいのか、転職者として扱ってよいのか悩むことがあるようです。

採用担当者からしても、職場にうまくなじんでくれるのかどうかを気にすることがあります。コミュニケーション能力や適応力順応力をアピールすることで弱みをカバーしましょう。

 

第二新卒の転職でよくある失敗と失敗しやすい人の特徴

転職先で失敗するかどうかは、相性ももちろんありますが、自分自身に問題がある可能性も…。ここでは、転職に失敗しやすい人の特徴を詳しくまとめてみました。

転職したい動機があいまい

転職動機自体があいまいで、自分がやりたいことや譲れない条件が明確ではないと、失敗しやすくなります。これは、面接時に自分の意思を転職希望する企業側に明確に伝えられないということが、大きな原因です。

転職動機自体があいまいだと、何をしたいのかや働きか方の条件を企業側に「何でも柔軟に対応してくれる」と判断されてしまう可能性が高くなります。

その結果、自分がやりたくないような職種や労働条件で働くことになる可能性もあるのです。

転職先の情報分析不足

転職先の情報分析不足で転職に失敗してしまうというパターンもあります。テレビCMや新聞、雑誌の広告などで良く見かける企業であれば、なおさらイメージで企業を見てしまうということも多くなるでしょう。

しかし外から見たイメージと実際に働いてみた時のイメージは、全く異なる場合もあります。

顧客の目線ではなく、実際に働いている人々の目線で転職先の情報分析をしなければなりません。

自分からアクションを起こさず他責にする傾向がある

全て他の人のせいにしてしまうという考え方のクセがある人や、自分でアクションを起こさず常に受け身である人も転職に失敗しやすくなっています。

自分からアクションが起こせないと、全て他人の行動に対して評価を下すことになり、自主性がありません。

その結果、「自分よりも他人の言動に任せすぎて失敗してしまう」というパターンに陥りやすい傾向があります。

自分をアピールするのが苦手

先ほども説明したように、自分からアクションを起こせない人に似ているのですが、自分をアピールするのが苦手な人も転職に失敗しやすいといえるでしょう。たとえ思いがあっても、自己主張をしないため他人の意見に流されやすくなります。

その結果、自分の求めていた働き方とは大きく異なる結果になってしまう可能性があるのです。自分以上に他人を優先してしまう人に見られる特徴です。

第二新卒で転職を成功させるポイント8つ

いくら第二新卒が企業側からのニーズが高いとはいえ、第二新卒だというだけで採用されるわけではありません。

第二新卒で転職を希望する人は、あなた以外にもたくさんいますから、その他の第二新卒に比べて、自分を採用することによって企業にどんないいことが起こるのか、アピールできるポイントを見つけておきましょう。

また、転職した先で、どのような仕事がしたいのか、入社して5年目にはどんなポジションにいたいのか、といったような明確なビジョンを持って転職活動に臨むことも大切です。

面接では、前職をわずか数年で辞めた(辞めようとしている)ことについて質問される可能性があります。

何も考えていないと、ただ若者が仕事に飽きて転職活動しているだけ…のようにうつってしまうため、前向きな理由で前職を退職した(する)理由を考えておきましょう。

自分が企業に何を求めているのか明確にする

まずは自分が転職したい企業に何を求めているのかを明確にします。“経験”なのか、“収入”なのか、“役職”なのか、人によって転職で手に入れたいものは違うはずです。

つまり、言い換えてみれば“転職理由”を明確にするということですね。転職理由を明確にすることで、まず企業とのミスマッチをなくすことができます。

例えば営業の経験を積みたいと考えているのに、その他の業種の人材を求めている企業へ大手企業というだけで応募してしまう、というようなことがなくなります。

また、転職理由を明確にすることによって、面接や書類選考の際に自分の考えをしっかりと企業に伝えることができ、印象が良くなります。

自分は将来的に○○がしたい、だから今転職をして△△の経験を積みたいと考えている

というように企業側へ伝えることで、「この人は転職について真剣に考えているんだな」と伝わるのです。

そして場合によっては、自分の転職理由が明確になることで、大手ではない企業へ転職した方が良いと気づく場合もあります。いずれにせよ、まずは自分が転職先の企業に何を求めているのかを明確にすることが重要なのです。

ちなみに、大手企業に転職する場合、今よりも良い役職に就くというのはよほどのスキルや実績が無い限り難しいので、注意しましょう。

転職してから役職を上げるとしても、入社後から10年以上かかることもざらにあります。

良い役職に就きたい人の場合は、大企業では任されないような裁量権のある仕事を中小企業で経験し、その経験とスキルを武器に改めて大手企業に転職するという方法もあります。

企業が何を求めているかを理解する

自分が企業に求めていることが分かっても、それをアピールするだけでは内定はもらえません。企業がどのような人材を求めて求人を出しているのか、それを理解することが必要です。

先にお話ししたように、大前提として企業は“優秀な人材”を求めていますし、第二新卒の場合には、第二新卒特有の価値をちゃんと持っている人材であることも求められます。

そして、企業によって求める人材のタイプも異なってくるのです。

新規事業拡大のために専門知識を有したエンジニアを欲しがっている企業や、販売促進のために営業として優秀な人材に育ってくれそうな人を探している企業、それぞれの企業のニーズに合わせて自分をアピールすることが大切です。

離職せずに長く続ける意思と根拠を伝える

第二新卒特有のマイナスイメージとして、「また辞めるのではないか」と思われやすいということが挙げられます。就職したものの短期間で離職している第二新卒が企業からこう思われてしまうのは、ある意味当然のことかもしれません。

このマイナスイメージがあるために企業は第二新卒の採用をする際“またすぐに辞めないかどうか”をしっかりと確認します。せっかく採用してもまたすぐに辞められてしまうと、採用にかかったコストが無駄になってしまうからです。

第二新卒には魅力があるから積極採用したいが、定着してくれるかが心配」という企業の懸念を払拭させることで、企業の採用意欲を刺激しましょう。

そのためにも、“何故その企業を選んだのか”、“その企業で自分はどうなりたいのか”といった部分を明確にし、長く仕事を続ける意思をしっかりと伝えましょう。

専門性を高める

経験やスキルが乏しいからこそポテンシャルで評価されやすい第二新卒ですが、あえて専門性を高めることで大企業への転職の道を拓くという方法もあります。

エンジニアやデザイナー、営業のスキルなど、自分の実力を高めることで“即戦力”として自分を売り込むのです。

もし狙っている企業があるのであれば、その企業について調べ、今後どのような事業を展開しようとしているのかを見てみましょう。

今後その企業がどのような人材の募集をかけるのか、ある程度想像することができます。そして、今後求められると予想されるスキルを今から時間をかけて身に着けておくのです。

これは今すぐに転職を可能にする方法ではないですが、ある意味堅実に内定を狙いにいく方法です。また、もしその企業に入れなかったとしても身についたスキルは他の企業でも十分に活かすことができるため、決して損にはなりません。

第二新卒の採用を積極的に行っている企業を探す

はじめから第二新卒の採用を積極的に行っている企業を狙って応募するというのも効果的な方法です。

企業によってはHPなどで第二新卒の採用情報を発信している企業もありますし、転職エージェントに相談することでも、そういった情報を手に入れることができます。

また、採用を積極的に行っていることが分かったら、何故そのような状況になっているのか、積極採用の背景までしっかりと情報収集しておきましょう。

新規事業を始めるからなのか、人材不足で悩んでいるからなのか、それぞれによって面接でどのように自分をアピールするかが変わってきます。

第二新卒に強い転職サイト・転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用することには、大きく分けて2つのメリットがあります。

  • 自分が転職できる可能性が高い企業が分かる
  • 大手企業以外でも自分に合った企業が見つかる可能性がある

転職エージェントを利用すると、色々な情報が手に入るのはもちろんのこと、自分のキャリアプランについて専門のアドバイザーがアドバイスをしてくれます。

そこでのカウンセリングがきっかけで、実は自分は大手企業に転職する必要がないことが分かるというケースも決して少なくありません。

特に理由がなく大手企業を志望している人は、自分にとっての最善の道を改めて確認するために、目標を持って大手企業を志望している人はより具体的な企業の情報を得るために、それぞれ転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

複数社に応募する

複数社に応募する一番のメリットは、面接に慣れることです。どんなに優秀な人でも、緊張して上手くアピールできなければ企業側に自分の良さが伝わりません。

ですから、本命の企業以外にも気になった企業があれば、積極的に応募することをおすすめします。

ただし、あまりにも多くの企業に応募してしまうと、書類の作成や企業研究にたくさんの時間が取られてしまい、結局本命の企業に集中できないこともあるので注意が必要です。

現職の関連会社に転職するのもアリ

関連会社も福利厚生が充実していたり、比較的高い報酬が用意されていたりする場合が多く見られます。どうしても内定がもらえない場合には、その関連会社に転職し、そこから出向・転籍を狙うという方法もあります。

かなり優秀な実績を作るか、高い専門技術を身に着けるかしなければなかなか実現することではありませんが、どうしても諦めきれない企業がある場合には選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

第二新卒の転職に強いおすすめの転職エージェント人気6選

それでは、具体的にどのような転職エージェントが第二新卒の転職に向いているのでしょうか。ここでは、第二新卒の転職におすすめの転職エージェントを紹介していきます。

JAIC|20代・第二新卒転職のパイオニア


JAICは、第二新卒の人に最もおすすめできる転職エージェントです。正社員の経験がなくても、そもそも社会人の経験がなくても、熱心にあなたの転職をサポートしてくれます。

採用成功率80.3%という成果があり、取引先も5万社を超え、社会経験のない20代をしっかりと時間をかけて育てていきたいと考えており、業界未経験者を採用する意欲が高い会社を紹介できるということが最大の特徴です。

もともと企業向けの社員研修やセミナーを行なっていたノウハウを活かし、『営業JAICカレッジ』を開催。『営業』という名前がついていますが、メインの研修内容は社会人としての基礎的なスキルです。

『世の中にある会社にはどういった種類がある?』といった基礎的なことから、一般的なビジネスマナー、電話対応、商談の方法など、社会人として必要不可欠な能力を学べるのです。

研修を受ける最大のメリットは、書類選考なしで採用面接を受けられること。JAICが厳選した20社近くの会社で集団面接を行なえますので、就職までの期間が一気に短くなる可能性があるといえるでしょう。

なお、熱心にサポートする姿勢から厚生労働省より『優良職業紹介事業者』に認定されていますし、

  • 「おはよう日本」
  • 「ガイアの夜明け」
  • 「ニュースZERO」

など、200社以上のマスコミに取り上げられています。

社会人としての経験がなかったり、フリーター生活が長かったりなど、会社員の空白期間が長い人にもおすすめできる転職エージェントです。

ハタラクティブ


20歳~24歳の利用者が48%、25歳~29歳の利用者が45%と、20代の利用者が90%を超える転職エージェントであるハタラクティブ。

未経験を歓迎する会社の求人が常時1,000人以上あり、新しい仕事にチャレンジしたい人におすすめです。キャリアアドバイザーは実際に職場に出向いて情報を集めていますので、給与や福利厚生だけでなく、職場の雰囲気までもしっかりと把握しています。

取り扱い業種もIT、メーカー、広告、流通など人気なものが多く、80%以上の内定率という成果を出しています。

注意点として、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県などの首都圏を中心に転職先を紹介していますので、他の地域での転職を検討している人にはおすすめできません。

マイナビジョブ20’s


各企業との太い人事ネットワークを持ち、全体の8割~9割が非公開求人であることが特徴の転職エージェントです。

マイナビジョブ20’sは、『Web適正診断』ができ、自分の特徴や適性をしっかりと把握したうえでキャリアアドバイザーと面談します。自己分析をすることで自分を客観的に把握しやすくなり、スムーズに転職ができるといえるでしょう。

なお、非公開求人には大手や人気企業など、一般に公開されれば応募が殺到してしまうようなものもありますので、優良企業に転職できる可能性も十分にあるといえます。

Re就活|20代専門の転職サイト

Re就活

Re就活は株式会社学情が運営する『20代専門の転職サイト』です。『社会人経験不問』『第二新卒歓迎』『職種未経験歓迎』など、20代で職歴がそう長くない20代には、ありがたい求人情報が多いのが特徴。

公開求人は営業系とSE、ITエンジニア系が多いですが、何分未経験歓迎や第二新卒特化でやっている関係上、公開求人数が少ないのが正直ネックな部分に見えがち。なので、登録後に来る非公開のスカウトメールを定期的にチェックしておくのがおすすめ!

リクルートエージェント

業界最大手のリクナビが提供している転職エージェントでは、10万件を超える非公開求人を取り揃えています。非公開求人には、公開すると人気が集中しすぎて選考が大変だという理由の仕事や、希少性の高い仕事、高収入の仕事などが含まれています。

このような好条件の求人を紹介してもらえるだけではなく、第二新卒で初めての転職活動で悩みがちな職務経歴書や履歴書に書く転職動機などについて、キャリアアドバイザーが添削してくれるので、第二新卒でも安心して転職活動に取り組むことができます。

Spring転職エージェント

アデコグループの転職エージェントであり、最大のポイントは充実した転職面談です。

一般的な転職エージェントでは、1人のキャリアコンサルタントが一度に多くの転職希望者を担当するため、紹介できる案件が少なかったり、機械的な相談にとどまることが多い一方、この転職エージェントでは1人のキャリアコンサルタントが少数の転職希望者を担当するため、より親身になって転職についてのアドバイスをくれるという特徴があります。

特に第二新卒で不安も多く、アピールポイントも特にない…という人にはおすすめの転職エージェントです。

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第二新卒の就活時に差をつける転職成功のコツ

アピールすべき実績がなければ主体性を強調

第二新卒の中でも、特に新卒から1年程度で転職活動を始める場合、企業側にアピールできる実績らしき実績はないも同然の人がほとんどではないでしょうか。

しかし、それは企業側も十分わかっていることです。

入社して1年程度の社員に対して、最初から目に見える実績を求める企業は少ないため、その点を気にする必要はありません。

ただ、実績がないことを開き直るのではなく、言われなくても自分から仕事を探すといった主体性を強調することで、20代前半の若さ、バイタリティなどをアピールすることができます。

面接では新卒と差がつくビジネスマナーを見せる

転職活動では、筆記試験よりも面接を重視する企業が多いものです。これは、職歴を見れば、あの会社の新卒試験に受かったのか…というように、ある程度の能力を推測することができるからです。

第二新卒で転職を成功させるためには、面接試験の場において、新卒に勝る、自分よりも上の年齢の中途採用に負けないビジネスマナーを披露することが大切です。

入退室のマナーだけではなく、敬語を正しく使用すること、相手への気遣い、立ち居振る舞いなどにおいて、新卒をリードし、中途採用に劣らない実力が発揮できれば、第二新卒の転職成功率はアップするでしょう。

第二新卒転職の成功率を上げるための下準備とアドバイス7つ

転職の成功率を上げる準備について見てみましょう。

退職理由をはっきりさせる

退職理由をはっきりさせることで、転職を成功させられます。例えば、「新しい業界にチャレンジしたい」という退職理由を持っている人の場合。挑戦したかった業界に就職できれば、高確率で満足できますよね。

対して、「今の企業が嫌だから、なんとなく転職したい」という風に、理由が曖昧な場合。他の企業に転職すれば、一時は状況がよくなったように感じられるでしょう。しかし、またすぐにその企業の嫌な点を探してしまい、結局転職したくなってしまうのです。

「なんとなく」で転職するのではなく、「なぜ今の会社を辞めたいのか?」、「退職した目的が叶えられる企業はどこなのか?」など、しっかり考えをまとめておくようにしましょう。

業界や業種を絞り込みすぎない

業界や業種を絞り込みすぎないことも、転職の成功率をアップさせるカギです。「自分はもう歳だし、新しい業種にチャレンジするのは遅い」という風に決めつけてしまうと、受けられる会社が減ってしまいます。

また、逆に全く興味がない企業に応募するのもNG。それでは、転職できたとしても「やりがい」や「満足度」を感じられません。転職は失敗すると言えます。

なので、少しでも興味のある分野をピックアップして、その中から受けられるものはどんどん受けるのがおすすめ。「絞り込みすぎず、かつ自分の興味がある分野」というバランスが大切です。

譲れない点、妥協してもいい点を決めておく

「ここだけは譲れない点」と、「妥協してもいい点」を決めておきましょう。転職に際しては、ついつい自分の希望を優先してしまいがち。しかし、実際には全ての希望を叶えてくれる企業はほぼありません。希望を優先しすぎると、なかなか転職先が決まらない、という事態にもなりかねないのです。

なので、こうして「絶対に譲れないポイント」と、「妥協してもいいポイント」を分けておくことをおすすめします。可能なら、条件に順位をつけておくのもいいでしょう。そうすることで、「条件に合う企業がないから…」という理由で転職活動が長引くことがありません。

企業分析は欠かさない

転職は、企業とあなたの志望動機がマッチングして、初めて成功します。そのため、受ける会社ごとの「企業分析」が欠かせません。

新卒の頃は必死になって行った企業分析ですが、転職を繰り返すと忘れてしまいがちになります。

特に何社も受ける場合には、面倒になってしまうこともありますが、あなたが「その企業のどこに惹かれたのか」を伝えられるようにしましょう

在職中に転職活動を始める

転職に成功している人の多くは、「在職中」に転職活動を始めています。中には、「在職しているうちは忙しいし、辞めてスッキリしたから始めたい」という方もいるでしょう。しかし、それでは、余裕がなくなってしまうのです。

離職してから転職先が決まるまでには、多少なりとも時間がかかります。その間、「無収入で生活を続ける」というのは、精神に大きな負担がかかるのです。失業保険は出るでしょうが、その期間中に転職活動が終わるとも限りませんからね。

その点、在職中に転職活動をすれば「最悪、決まらなくても大丈夫」という余裕が生まれます。また、転職に際して「ブランクがなくなる」というのも、在職中に転職活動を始めるメリットです。

応募書類の書き方とポイント

転職で最初に待ち受ける関門は、「書類審査」です。ここを突破しなければ、面接を受けることさえできません。転職の成功率を上げる応募書類の書き方、注意点を簡単にまとめると、

  • 企業に合わせて作成する
  • 時間をかけて丁寧に作成する
  • 自分に合ったフォーマットの履歴書を選ぶ
  • 必ず見直しを行い、誤字脱字をチェックする
  • 書き終わったら控えを取っておく

というもの。一見、当たり前じゃないかと思う方が多いかもしれませんが、意外とできていない人も多いのです。特に、誤字脱字は要チェックですよ。つまらない理由で、書類選考に落ちるのは悔しいですからね。

面接対策は入念に

書類選考を通過したら、いよいよ面接です。面接の通過率を上げるポイントを簡単にまとめてみましょう。面接を受ける際のポイントは、

  • よくある質問を把握しておく
  • 答え方のコツを覚えておく
  • ネガティブな質問や受け答えはしない

というもの。面接の際にされる質問は、おおよそパターンが決まっています。例えば、「志望動機について」、「どんな仕事をしてきたか」、「入社して実現したいことはなにか」などなど。このように、される確率が高い質問に関しては、答えを用意しておくのがいいでしょう。

また、ネガティブな質問や受け答えをしない、ということも面接のコツ。例えば「どうして前職は在職期間が短いのですか?」という質問に対して、「人間関係が苦手だった」と答えると、面接官の印象が悪くなります。こういったネガティブな発言は避け、なるべくポジティブな受け答えをするようにしましょう。

まとめ

第二新卒はその若さ、ポテンシャルを企業に評価されているため、転職市場価値の高い人材です。貴重な「第二新卒」の看板を無駄にしないためにも、転職のタイミングを誤らないようにしましょう。

転職の際には、なぜ1~3年で企業を辞めた(辞める)のか、なぜその企業に転職したいのか、転職してどんな仕事がしたいのかといったことについて、突き詰めて考えてみる必要があります。

初めての転職活動に、自分ひとりで成功できるかどうか自信がない…自信はあるけどより確実に第二新卒での転職を成功させたい!という場合、紹介してきたような転職エージェントを利用してみることをおすすめします。

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ユータ
大手人材紹介会社のキャリアアドバイザーとして勤務。転職相談件数は累計5,000人以上。20代後半から30代半ばまでの転職相談が多く、総合転職系を強みにしている。エンジニアや管理部門人材の相談も受けてきた経験から、転職の悩みの根本は一緒である、解決方法も似ていることを発信している。