実際にダイレクトマーケティングで成功している企業は・・・・
- アメリカン・エキスプレス
- メットライフ
- フォード
- メルセデスベンツ
- BMW
- デルコンピュータ
- アムウェイ
- ベネッセコーポレーション
- ネスレジャパン
- ジュピターショップチャンネル
- ファンケル
- グリコ
- アスクル
- ソニー など
いずれも、一度は聞いた事がある企業ばかりのはずです。そこで今回は、ダイレクトマーケティングを活用してきた企業の成功事例を3つご紹介していきます。
あなたは日々たくさんの問題やトラブルに遭遇していることでしょう。例えば、、、 本書の著者、シェーン・アッチソンとジェイソン・バービーは、20年以上もの経験をもつデジタル戦略のエキスパート。マイクロソフト、P&G、コカコーラといった世界トップグラスの影響力をもつブランド企業に”結果重視”のデジタル戦略を指導しています。 |
ネスレジャパン:ネスカフェアンバサダー
オフィスで淹れたての本格的なコーヒーが飲めるマシンを無料でレンタルできる。1人以上の会社であればOKで、月1500円でコーヒーが50杯以上飲める環境を提供してくれます。缶コーヒー一杯100円程度なので、このコーヒーマシン1台あることで節約にもなりますね。
成功ポイント1:コーヒーマシンを無料配布
まず大きなポイントはコーヒーマシンを無料でレンタル出来る事。「無料」はいつの時代も大きなチカラを持った言葉といえます。この無料でコーヒーマシンを貸し出すことで、一番最初のハードルを下げ、とりあえず使って貰い定期購入に繋げています。
成功ポイント2:アンバサダー制度の導入
ネスレジャパンの上手い部分はコーヒーマシンの無料配布よりもむしろこっちの紹介制度でしょう。社会人でコーヒーが嫌いな人はそう多くはありません。今日のスタバ人気を見ての通り、女性も男性も皆コーヒーが好きなんです。
そこで登場するのがこれです。
ネスカフェアンバサダーに登録し、知人友人に紹介して行く事で。豪華な商品が貰えるという、ダイレクトマーケティングに欠かせないリレーションシップ(顧客との関係性)を見事に構築しています。
なんて事もない、個人で出来る代理店制度のようなモノですが、コーヒー界にこの制度を持ち込んだのはネスレが初めてではないだろうか?
アスクル:翌日配送と電話帳並のカタログ
アスクルと打てば、「明日来る」と変換される字面と同じく、頼んだ翌日に届く文房具通販企業です。取り扱う商品の膨大さや頼んだ翌日に来るというスピード感もウリですが、何より特筆したい点はそのカタログの太さだろう。
丁寧にデザインされた500Pにも及ぶその商品カタログは、希望すれば無料でどの家庭、企業にも届けてくれるのですが・・・一度見た事がある方はお分かりかもしれませんが、あのカタログを受け取っただけで、なんだか良い物を貰った気分にさせられる。
紙面のデザインを見ていたら、何となく購入したいと思う方もきっと多いだろう。
成功ポイント:競合他社を寄せ付けないカタログ戦略
アスクルの大きな魅力は「翌日発送」「全商品掲載のカタログ」「手を抜かないデザイン」等があげられるが、やはり一番はカタログだろう。
全商品が掲載されているというのはおまけに過ぎない。このカタログのスゴいところは無料で送られてきて、かつ何時間見ても飽きない。
カタログを見るのは誰であろうか?もちろん主婦や企業の事務員の女性だ。特に仕事がそれほど忙しくもない方ならこれは絶好の暇つぶし道具にもなる。
もちろんアスクルがそれを狙っていたのかは分からないが、日頃からアスクルを眺めている女性なら、次の文房具はアスクルで補充しようとなるのは容易に想像出来きますね。
グリコ(ポッキー)・ソニー
ポッキーと言えば、毎年11月11日に「ポッキー&プリッツの日」として大々的なキャンペーンを実施し、今では若者の代表的なイベントデーを作り出した。
お菓子との様な低価格の商品はダイレクトマーケティングとかなり相性が良い。子供でも買えるため、その潜在層は計り知れない。子供はすぐノせられる。
ソニーはウォークマンが有名だが、最近面白いDM(ダイレクトメール)を行いました。防水イヤホンをそのまま水に付けて販売するというもの。確かにこれ以上のパフォーマンスはないだろう。