- 結論から言うとエージェントは利用した方が良い!
- 自分で仕事を取ってこなくてはいけない手間が省ける
- 一番のオススメは『レバテックフリーランス』
- 選び方のコツはないが、最終的には相性が大事!
現在フリーランスエンジニアとして働いているMiyakawaと申します。
簡単に自己紹介をしますと、私は学校を卒業して企業に三年くらい勤めて、やめてフリーランスになりました。
私の周りにはフリーランスとして働いている人が多く、独立するのに全然賛成してくれる人が多かったのですが、中には親や友達から「フリーランスは不安定だよ!」とか「お前ができるわけないじゃないか」とか、色々と言われてきた人もいるそうです。
今ではその人たちも私と楽しくフリーランス生活を送っているわけですが(笑)
さて、会社をやめてフリーランスになったばかりの当時、私はなぜだか「自分にできないことはない!」と謎の自身に満ち溢れており、とりあえず数打ちゃ当たるだろと、様々なエージェントに登録して面談を行いました。すると、何と独立して初っ端から月単価50万円以上の案件を獲得することができました。
- 第1位:レバテックフリーランス|フリーランスエージェントの中では最大規模。間違いなく登録すべきサービス
- 第2位:PE-BANK|企業との太いパイプ。平均年収800万円のエンジニア多数
- 第3位:Midworks|社会保障がめちゃめちゃ充実。駆け出しには嬉しいサービス満載
- 第4位:フォスターフリーランス|一都三県に絞った常時5,000件の優良案件を保有
目次
フリーランス向けのエージェントを利用する6つのメリット

先ほどの導入部分で、エージェントについて少し話しましたが、この章でもう一度エージェントのメリットとデメリットについてまとめようと思います。
- 仕事を探す手間を省くことができる
- 契約から単価交渉までの一連の流れを代わりに行ってくれる
- 契約書や請求書の書類を作成する事務作業を代行してしてくれる
- エージェントの担当者がキャリアの相談に乗ってくれる
- 「給与保証制度」や「社会保険料」の半額負担等のサポートがある
- 紹介料が取られる
- エージェント担当者とコミュニケーションをしなければならない

自分で仕事を探す手間を省くことができる
まずフリーランスエンジニア向けのエージェントの役割として、シンプルに言うとエンジニアの案件を探すサポートをすることです。
エージェントを利用するとフリーランス初心者の方がまず悩む「フリーランスになったはいいけど仕事がない」や「収入源の確保が難しい」といったことがほぼ解決します。エージェントには大きく分けて転職向けのものとフリーランス向けのものの二つがあります。
フリーランスとはもちろん企業に所属していないので基本一人で仕事を探して開発までしなくてはいけません。仕事をとってくるのは営業の技術等がないと困難になります。
そこでエージェントを利用するとこの仕事を探すといった手間を省くことができます。エージェントは登録する際に自分の今持っているスキルや希望する仕事内容等を伝えれば担当者がその情報に沿って自分が提示した条件に合った案件を探して提案してくれます。
エージェントを利用することで本来、フリーランスがしなければいけない案件の獲得を代行してやってくれてエンジニアの負担を減らすことができます。
転職向けエージェントなら会社を探してくれる
フリーランス向けのエージェントが転職向けのものと特に違うところは「面接に同席してくれる場合がある」ことと、「エンジニアが仕事をしている中、エージェントの方が他の仕事を探してくれて仕事が途切れないようにしてくれる」といったことがあります。
こういった点からエージェントはフリーランスになったばかりで収入面等に不安がある人にとっては絶対に利用するべきサービスです。
契約から単価交渉までの一連の流れを代わりに行ってくれる
エージェントでは案件を契約する時の単価交渉から契約までを担当してくれます。エンジニアの中には営業の経験が無いという人が多いと思いますので、このサービスは非常にありがたいものだと思います。
様々な案件をこなして、エンジニアとしてのスキルアップをしていくのは大事ですが自分の報酬の金額を上げるためには単価交渉といったスキルは必要になってきます。
こういったことが苦手なエンジニアにとってエージェントは大切なパートナーとなります。

契約書や請求書の書類を作成する事務作業を代行してくれる
契約書や請求書等の書類の作成といったものは慣れたらなんなくこなすことができるタスクです。しかし開発等が忙しいときは書類の作成に時間が割くことが難しくなることがあります。
そんな忙しい中で作業をすると書類のミスが目立ったりして修正作業等で時間を無駄にしてしまう可能性も高くなってくるので、エージェントが代行してくれるのは非常に助かります。
「給与保証制度」や「社会保険料の半額負担」等のサポートがある
これは全てのエージェントで実施しているサポートではありませんが、保険料の半額負担等のサポートが充実しているエージェントもあります。有名なところだと「Midworks」というエージェントですね。(ここのエージェントの詳しい説明は次の章でします)
この「給与保証制度」とは、エージェントが最初に決めた基準をエンジニアが事前に満たしていると、たとえ案件が決まらなくても給与の8割りを保証してくれるサービスです。
「社会保証料の半額負担」といったサービスも、通常フリーランスだと自分で全額負担しないといけないものなので、とてもありがたいサービスです。
給与保証制度について
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Midworksでは、万が一お仕事が途切れてしまった際のための給与保証制度がございます。給与保証制度を適用している方は、お仕事が万が一見つからなかった際にも月額契約単価の80%を日割りで受け取ることができます。
次のお仕事が決まらない、収入が途切れてしまうことが不安なフリーランスの方も、当制度のもとで安心して就業先を探すことが可能です。
引用元:Midworks
エージェントの担当者がキャリアの相談に乗ってくれる
エージェントを利用するメリットに担当者がキャリア相談に乗ってくれるということもあります。フリーランスになると基本的に一人で仕事をすることになるので、自分一人で決断等をしなければいけない時が多々あります。
その時にありがたいのがこのキャリア相談ができるというエージェントのサポートです。エージェントにとってフリーランスエンジニアは大切なパートナーなので、キャリア相談しかり、可能な範囲内で相談ができ、丁寧な対応をしてくれます。

現役フリーランスエンジニアが最もおすすめするエージェントサービス4選

- 第1位:レバテックフリーランス|フリーランスエージェントの中では最大規模。間違いなく登録すべきサービス
- 第2位:PE-BANK|企業との太いパイプ。平均年収800万円のエンジニア多数
- 第3位:Midworks|社会保障がめちゃめちゃ充実。駆け出しには嬉しいサービス満載
- 第4位:フォスターフリーランス|一都三県に絞った常時5,000件の優良案件を保有
レバテックフリーランス

レバテック株式会社が運営するフリーランスエンジニア専門エージェントです。ここは他のエージェントに比べ、非常に規模がでかいです。エージェントで検索したら真っ先にレバテックフリーランスがヒットすると思われます。
関東圏のベンチャー案件が豊富
ここの強みは、特に関東の地域のITベンチャー企業の案件を多数取り扱っているというところです。また高単価の案件ですと、Web系の企業が多い印象を受けます。
このエージェントに登録しているエンジニアの平均年収は800万円以上だそうで、かなり優良のエージェントだと感じます。
企業が一番注目するエージェント登録数がダントツ
企業がエージェントと取引する時に注目するところはエージェントの規模の大きさなのです。レバテックフリーランスは、案件の数が非常に豊富といった点以外に、エンジニアの登録者数も非常に多いです。ですので多くの企業との交渉がしやすいといった状況になっています。
報酬の支払いが早い
さらに利点として挙げられるのは報酬の支払いが早いといった点です。通常、企業勤めだと給与の支払いは翌月の25日あたりですが、レバテックフリーランスは給与の支払いが15日で、業界最速です。
ですので、「フリーランスをしてみたいけど貯金を貯めてから」と思っている企業勤めのエンジニアの方々も、このエージェントを利用すれば貯金の心配をせずにフリーランスを始められます。
定期的な勉強会でスキルアップも望める
またこのエージェントでは月に数回勉強会を開催しています。そこで他のエンジニアの人たちと交流して様々な価値観や知識の共有ができるようになっています。フリーランスとして駆け出しの頃は私もこの勉強会に参加して、フリーランスのノウハウや最新のIT技術について話し合い、非常に充実した時間を過ごした過去があります。
ですので積極的に参加することをおすすめします。このようにレバテックフリーランスは利用するメリットが多いので、フリーランスになるなら初めに登録しておいた方が良いでしょう。
PE-BANK

株式会社PE-BANKが運営するエージェントです。サービスが始まって30周年になる古くからあるエージェントサービスになります。
歴史が長くIT業界との深いパイプがある
長くやっているということが強みで、そのため案件数が豊富で登録エンジニア数も非常に多いです。またIT業界とのパイプも強いです。最近はWeb系の案件が多いですが、ここのエージェントはWeb系はもちろん業務系の案件も強いです。
エンジニアの平均年収が800万円
また関東に限定されるのですが、このエージェントに登録しているエンジニアの平均年収は800万円くらいになります。さらに歴史が長いため、すでに全国展開されており、関東以外の地方でも他のエージェントと比較して多数の案件を持っています。
ですので、まさに場所を選ばずに様々な地域で案件を獲得できます。私の知り合いも地方でのんびり暮らしながらフリーランスとして働いています。地方でフリーランスエンジニアとして働きたい人は登録を非常におすすめします。
Midworks

ここは株式会社 Branding Engineerが運営するIT系のフリーランスエンジニア、デザイナー専門のエージェントサービスです。
社会保険料を半額まで負担
このエージェントの強みは社会保険料を半額まで負担してくれたり、勉強会参加費などの援助、会計ソフトを無料で使用できるといった点があります。さらにもし仕事が取れなかった場合にも、予想報酬単価を算出してくれたりなどをしてくれます。
保証が手堅いので、フリーランスを始めて不安な人はとりあえずこのエージェントに登録してみては良いのではないでしょうか。
フォスターフリーランス

フリーランスITエンジニア専門として20年以上の実績があるフォスターフリーランス。サービス開始から17,000人を超える方が利用している、老舗のエージェント。
公式サイト:https://fosternet.jp/
フォスターには業界歴10年以上のアドバイザーが多数在籍
IT知識が高いスタッフが多く、圧倒的な担当営業の質に定評があります。元エンジニア、熟年の営業が就業後を徹底的にフォローし、幅広い案件の中から本人の希望をしっかり聞いてマッチするものを提供できます。
東証一部上場豆蔵ホールディングスグループのグループ企業として、エンジニアが損をするような仕事は提供しませんし、就業前・後にかかわらずエンジニア一人一人にしっかり目をかけてフォローアップを行います。
最高報酬額230万円以上|案件決定までのスピードは最短即日
フォスターフリーランスは、案件探しから即日決定するスピード感も注目ポイント。ものによっては2週間かかるケースはもちろんありますが、一都三県に注力している関係上、東京23区内の案件であれば直案件が9割ですので、1回の面談ですぐに決まることも少なくありません。
フリーランスエンジニア向けエージェント利用の注意点2つ

紹介料を取られる
普通、エンジニアが自分で案件を獲得できるのならこの紹介料はそのままエンジニアが獲得できるお金です。例えば単価100万円の案件があったとすると、その10~20%紹介料として取られます。(数値はエージェントによって異なります)
つまり紹介料の高いエージェントで契約をするとその紹介料分、損をしてしまうというわけです。もちろんその分エージェントのサービスが充実しているので、初心者のうちはそれほどデメリットに感じないとも思いますが。
エージェント担当者とコミュニケーションをしなければならない
デメリットの二つ目は毎回のエージェント担当者とのコミュニケーションが必要だという点です。フリーランスエンジニアの場合、基本的に3ヶ月のペースで案件を変えるので、その度に会社と面談をしなければなりません。
ですので、自分の担当者と相性が悪ければそれがストレスになるのです。もちろん企業勤めだと人間関係の問題は付き物ですのでそれがフリーランスにもあるということです。ですのでエージェント特有のデメリットというわけではありません。
このようにエージェントの利用にはメリット・デメリットがあります。ですが見た所メリットの方が多く、デメリットもそれほど気に掛けるものでもないのでエージェントはどんどん利用していくべきだと思います。
フリーランスエンジニアになるといくら儲かるの?

私は周りにフリーランスエンジニアが多かったことから、よく「独立したらお金いっぱい儲かるよ」という話を聞いていましたので、当時こんくらい儲かるのかと一人納得していましたが、企業勤めの知り合いにこのことを話すと驚かれたのを覚えています。
なぜなら私よりその知り合いの方が全然技術や知識を持っていたからです。
今になって思うと、当時のスキルでよく単価50万円もの案件を取れたなぁと、思いますがフリーランスだとそれが常識だったのです。
現在、企業勤めのエンジニアとフリーランスエンジニアとの働き方に違いはほとんどありません。クライアントから案件をいただいて開発をする。シンプルですがこれが全てです。
それにも関わらず、収入が何倍も増え、働き方を自由に決められるのがフリーランスエンジニアなのです。
私が初めてエージェントから案件を獲得した時に思ったことが、エンジニア業界ではフリーで働くのが圧倒的に得なのでは?ということです。(事実、そうでした)
ちなみに、『株式会社Branding Engineer』が運営するIT系のフリーランスエンジニア、デザイナー専門のエージェントサービスの『Midworks』が調査したところ、フリーランスエンジニアの単価相場は50万円~60万円だそうです。
フリーランスプログラマの単価相場
フリーランスプログラマの単価相場についてはこちらも目安となりますが、一般的なフリーランスプログラマの単価相場は「50万円~60万円」が平均相場となっています。一般的というのは、企業(もしくは個人)で最低でも3~5年程度プログラム業務の経験があり、ブランク無しで今現在現役で活動しており、フリーランスとして自立して仕事に取り組めるポテンシャルのある方ですね。
引用元:フリーランスプログラマの平均年収|求められるスキルと単価相場
今回の記事は私が実際に利用してきた中で、特によかったエージェントを4つほどご紹介します。
現在企業勤めのエンジニアの方でフリーランスに興味のある方、またフリーランスエンジニアとして働き始めた方は、是非私が紹介するエージェントに登録してみてください。
そして直に現在の自分のエンジニアとしての市場価値はどれほどのものなのかをご確認してみることをお勧めします。

フリーランスエンジニアはエージェントを使うべきか?

本題に入る前に余談ですが、どうしてフリーランスエンジニアがフリーランス専用のエージェントの求人サービスを利用すべきなのか?
と、疑問に思っている人もいるかと思いますのでそこについて話させていただきます。
エージェントの役割をおさらい
まず、フリーランスエンジニアに案件を仲介する、いわゆるエージェントのビジネスモデルは何なのか?
それは依頼元企業から大きい金額で取引し、できるだけ安い金額でエンジニアに案件を回すというお仕事です。
つまり、エンジニアは本来企業から貰える報酬を全額貰えないということなんですね。なので本来、エンジニアはエージェントを利用しないで直接企業と取引した方がもっと稼げるといった事実があります。
営業代行をしてくれるのはありがたい
じゃあどうしてエージェントを利用するかと言うと、営業をしないといけないからです。全く面識のない一介のエンジニアと取引したいと思う企業は少ないと思います。また自分のスキルが活かせる企業を探すという作業もしないといけません。
つまりかなりのエネルギーを使うわけです。そこでエージェントを利用するとそれらは代行してやってくれるので、エンジニアはリストから自分にあった案件を選んだらいいだけなのです。
フリーランスエンジニア向けエージェント選び方|良し悪しを決める5つの要素【結局は相性の問題】
各エージェントによってサービス内容が異なります。エージェント各々に強みがあるのです。なので自分に合ったエージェントを探すことが重要になってきます。
エージェントを選ぶ時には以下のような点を意識したら自分に合ったエージェントを選ぶことができます。
- エージェントの特徴の把握
- 自分が持っているスキルの案件が多いか
- 担当者の人柄
- エージェントの持っている案件の量
- どのような分野に強いエージェントなのか
まとめ
今回の記事でエージェントの特徴からどのようなエージェントがあるのか網羅的に説明しました。フリーランスエンジニアがエージェントを利用すべき理由が理解できたと思います。
この記事を読んでフリーランスを始めたばかりの人、まだエージェントに登録をしていない人は是非登録して充実したフリーランスライフを送ってください。

