フリーランスエンジニア

【現役が教える】フリーランスエンジニアになる方法|社内エンジニアからの独立手順

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会社員エンジニアとして働いてきたけど、フリーランスエンジニアとして転身しようかな…と気になっていませんか?

最近は、働き方改革による副業が推奨されている影響もあり、フリーランスエンジニアにチャレンジする人が増えてきています

しかし、実際に会社を辞めてフリーランスエンジニアになったら、安定した収入を得られるのか不安な要素が多いのも事実です。独立に向けて、今一歩踏み出す勇気がない方も多いのではないでしょうか?

https://twitter.com/Dee_Taro/status/1114176869685813248

 

satoshi
satoshi
私の経歴は、会社員エンジニア歴7年後、プログラミングを中心に受注するフリーランスエンジニアに転身し、年収1,000万円超えを実現しました。

この記事では、全くのコネなしの状態からフリーランスエンジニアとして成功した体験談をお話していきます。

フリーランスエンジニアになるためのスキルや経験、安定した収入を得るためのコツをご紹介致しますので、ぜひ最後まで参考にしてみてください。

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フリーランスエンジニアは名乗ればそこ時点でなれる

今、この記事を読んでいる方の中には、エンジニア経験なしの未経験の方やスキルが浅いエンジニアの方もいるかと思います。

スキルや実績がなくてもフリーランスエンジニアとして生計を建てられるか、不安に思うかもしれません。

スキルなし初心者でも大丈夫!

結論から言えば、エンジニア初心者でも未熟なスキルしかなくても、フリーランスエンジニアになることはできます。

フリーランスエンジニアは、会社や組織に属さずに、個人事業主として自由に仕事を受注して、働くスタイルですから、基本的には、仕事はクライアントと個人的に業務委託契約を結ぶ形で、仕事を進めてきます

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スキルアップや独立をするにも最適な働き方

最近は、自由な働き方が推奨されていることもあり、スキルアップや独立を考えている方に最適な働き方です。

フリーランスエンジニアになると、会社員エンジニアよりも収入アップも期待でき、税金・会計・営業などの知識が身につくのもメリットです。

フリーランスエンジニアは、個人事業主として活動しているエンジニアですから、自分で名乗ればその時点で既にフリーランスとなります。

 年収1,000万円までは5年かかりました

フリーランスは時間と場所にとらわれずリモートワークで仕事ができるメリットがあります。ただし、フリーランスエンジニアとして安定した収入を得るためには、スキルを磨きながら時間がかかるのは事実です。

私の場合も、安定して年収1,000万円を得られるようになるまでに3〜5年はかかりました。

フリーランスエンジニアとして成功するには、スキルや知識など技術的な要素はもちろんのこと、クライアントとのコミュニケーションや営業力も求められます。

フリーランスとして軌道に乗るまでには時間がかかりますが、会社員時代よりも収入を大幅に上げることができるため、夢があると言えるでしょう。

 

フリーランスエンジニアになる5つの手順|スキルや実務経験は?

フリーランスエンジニアになるためには、どんなスキルや実務経験が必要なのか見ていきましょう。未経験者の場合は、まずはシステム開発のSE業務、スキルを身に付けることが大切です。

技術力の向上を目指して、徐々にスキルアップすると、高単価な報酬を得ることも可能です。

フリーランスエンジニアとして成功するには、技術面のほか、クライアントから仕事を受注したり、単価交渉をするための営業力、自己管理能力といったスキルも求められます。

必要なスキルは?

未経験者でもスキルがなくても、まずはスキルを身につけなければ、フリーランスとして生きていくことはできません。

私の場合、会社員エンジニアとして働いていたため自分を過信していましたが、フリーランスになって初の案件はかなりアタフタしてしまいました

プログラミング中にバグが発生して何週間もかかってしまったり、時給200円程度の激安案件しかもらえなかったり…。

フリーランスになったばかりの頃は、月給3万円から5万円なんていう月はザラにありました

睡眠不足が続くにも関わらずお金にならないなんて正直やってられないと諦めそうになりました。

しかし、既に会社を辞めてしまった以上は、後戻りできず、どんなに安い案件でも意地を張って継続したのです。

スキルは高めていける

何度も案件を受注して、仕事を積み重ねていると自然とフリーランスエンジニアとして評価されるようになり、好条件の案件を依頼されるようになったのです。

私の体験談から言えることは、フリーエンジニアに必要なスキルは、プログラミングスキル、ITに関する豊富な知識を常に高めることと言えます。

高い技術力を持つフリーエンジニアは、安定して仕事を受注できるようになり、高年収を得られるようになるのです。

常に勉強する姿勢とコミュニケーション力は必要

プログラミング言語は変化が激しいので、仕事をこなしながら、同時に新しいスキルを習得し続ける姿勢も大切です。

また、フリーランスエンジニアはチーム連携で開発案件を進める場合、高いコミュニケーション能力が求められます

チームメンバーとの情報共有、万が一、エラーが起きた場合は迅速な対応が重要になってきます。フリーランスエンジニアとして成功するには、コミニュケーション能力も必要なことを知っておきましょう。

実務経験はどのくらい必要?

最低1年|プログラミングは半年勉強しよう

実務経験は最低でも1年間あれば仕事を受注することは可能です。しかし、経験年数が浅い場合はどうしても経験豊富なフリーランスと比較すると不利になります。

フリーランスエンジニアなったばかりの時期は、修行期間と捉えて、Web系のプログラミング言語を半年くらいは勉強することをおすすめします。

Webプログラミングスキルを独学で学べるシステムも多い

最近は、オンライン完結でWebプログラミングスキルを独学で学べるシステムもありますので、積極的に活用すると良いでしょう。

スキルを身に付けたら、『クライドテック』などのフリーランスエンジニア向けの求人サイトに登録して、案件に応募して仕事を受注します。私の場合は、フリーランス独立初期は月給5万円程度でしたが、今では月給100万円を突破しています。

日本は急速なIT化により、深刻なエンジニア不足の状態が続いているので、仕事がないという事態には陥りません。経産省の報告によれば、2030年には70万人のエンジニア不足が指摘されています。

実務経験1年目でも案件を受注することはできるので、頑張って継続していくことが大切です。

どの程度の稼ぎがあればフリーランスになっても安泰?

フリーランスエンジニアとして、どれだけの稼ぎが必要かは人によって異なります。結婚していて妻と子供がいる人は、独身の人よりも高収入を必要とするでしょう。

フリーランスエンジニアのメリットは、会社員エンジニア時代よりも年収が上がる可能性が高いです。独立してフリーエンジニアになると、年収が2倍、5倍になる人もいるのです。

高収入を目指すならば、会社で昇格を目指すよりもフリーエンジニアになる方が近道といえます。

仕事(案件)を獲得する環境を整える

フリーランスエンジニアになったら、クライアントから定期的に仕事を獲得しなければなりません。高収入を得るには、一時的ではなく、安定して仕事を獲得し続けることが大切です。

例えば、先月は月収100万円だったのに、今月は10万円だった場合は、安定しているとは言えません。在宅で働くことが多いフリーランスは、規則正しい生活など心がける自己管理能力も必要とされます。

継続的に案件を回してもらうようになるまでにできること

フリーランスになったばかりの初期には、安い案件でも積極的に仕事を受注することが大切です。実績がない場合は、なかなか高単価の案件が回って来ないのが現実ですから、自由に案件を選び取る余裕はありません。

しかし、次第に仕事が安定してくると、自分の都合に合わせて案件を選び取ることができるようになります。

 

フリーランスエンジニアになるために必要な知識や準備

フリーランスエンジニアになるために、まずは一歩でも良いから動き出すことが大切です。ここからは、私の体験談から必要な知識や準備を解説していきます。

会社員時代と大きく違うことは?

会社員エンジニア時代と比較してフリーランスエンジニアは、作業に比例して年収が上がりやすいです。

会社員時代は、毎日サービス残業しても、月収はほとんど変わらず、昇格もせず、仕事が増えるばかりでストレスでハゲそうになりました。しかし、今ではスキルを身に身につけたらその分だけ収入がプラスになるのです。

最近は、フリーランスエンジニア向けの求人サイトが増えていたおかげで、効率的に案件を探すことができ、継続的に案件を獲得できるようになりました。

フリーランスエンジニアの平均年収

小規模事業白書によれば、フリーランスエンジニアの平均年収は、その人のスキルや実績によって異なりますが、600万円~800万円が相場です。

実務経験1年の場合は、月収40~50万円、実務経験3年の場合は、月収60~70万円となります。正社員エンジニアからフリーランスエンジニアに転身したら、年収が2倍、3倍になる人は珍しくありません。

個人事業主になると、国民健康保険など税金は会社員より負担が大きくなりますが、それ以上のメリットがあります。

スキルなどはどうやって身につけるか?

Web系プログラミングのスキルを身につける方法は、プログラミングスクールや独学など、様々な方法があります。新しいプログラミング言語は常に開発されて進化していますので、技術を習得し続けることも大切です。

例えば、人工知能やVR、スマホアプリ(Swift,Kotlin)、AWS関連は需要が高いため、高案件が狙えます。

フリーランスにはなるのに適した何歳はある?その理由

フリーエンジニアになるのに適した年齢は20代がおすすめです。正社員エンジニアはなかなか昇格しない、給料が上がりにくいといった悩みがありますが、フリーランスになれば、その悩みは吹き飛びます。

フリーランスエンジニアは、スキルや経験に応じて年収が上がっていくので、年齢が若ければ若いほど独立する価値があるといえます。

独立準備としてやっておくべきこと

フリーエンジニアになるために、独立の準備は意外と面倒ですが、難しいことではありません。

● 税務署への開業届け・青色申告書提出
● 役所への保険・年金変更届け
● 印鑑作成や通帳作成など

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フリーランスエンジニアとして活動していくために大切なこと

ここからは、フリーランスエンジニアとして活動していくために大切なポイントをご紹介します。

継続案件をどう獲得するか?

フリーランスは自分で仕事を受注し続ける営業力も大切なポイントです。しかし、仕事をしながら仕事探しを同時に進めることは容易ではありません。そこで、フリーランスエンジニア専門のエージェントサービスを活用すると、案件探しのサポートをしてくれので便利です。

私も複数のエージェントに登録して、案件探しをお任せしているので、仕事に集中できる環境が整い、助かっています。

コミュニティや仲間を作る

フリーランスエンジニアは孤独になるので、モチベーションを高めるためにも仲間と刺激し合える環境に置くと良いでしょう。

フリーランスエンジニアのエージェントに登録すると、フリーランスエンジニア同士の交流会、確定申告のサポート、福利厚生サービスなどがあるので、積極的に参加しましょう。

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エージェントの利用はおすすめ

フリーランスエンジニア専門のエージェントは経験豊富なコンサルタントが相談にも乗ってくれるのでぜひ、活用することをおすすめします。

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フリーランスエンジニア向けのおすすめエージェント3選

フリーランスエンジニア向けのおすすめエージェントを3社ご紹介しましょう。

ポテパンフリーランス

● フリーランスエンジニア案件を多数保有
● 常駐型の案件が多く揃う
● 安定した収入を得るサポートあり
● エンジニアの独立を支援するサポート体制
● 経験豊富なキャリアコンサルタント
● フリーランス初心者向けの税金のサポート

2014年に運営された「ポテパンフリーランス」は、常時約2000件以上の案件を保有する案件数の多さがおすすめポイント。

ポテパンフリーランスは、プログラミングスクールも運営しており、未経験の分野でも案件紹介を受けられる仕組みが整っています。

ポテパンフリーランスのおすすめポイント

ポテパンには独自の評価基準があり、エンジニアを吟味に審査しています。

その評価基準は業界でも信頼を集めており、フリーランスとして自分の実力を客観的に知ることができるのもメリットです。

案件を紹介してくれるスピードが早いため、仕事が切れると不安な方、仕事を探す手間を省き方は登録する価値がありますよ。

 

レバテックフリーランス

● 業界トップクラスのフリーランスエージェント
● ベンチャー企業から大企業まで案件を幅広い案件
● 非公開案件を多数保有
● 高単価案件の数が多い
● エンド直請けあり
● クライアント企業との信頼も厚い
● 専門知識が豊富な専任カウンセラーがサポート
● 案件のマッチング精度が高い

レバッテックフリーランスのおすすめポイント

レバテックフリーランス」は求人の内容が幅広いことがおすすめポイントです。

アプリ案件、Unity案件、ソーシャルゲーム案件、インフラエンジニア案件など、種類が豊富です。レバテックフリーランスの案件は、非公開求人は約80%となっており、高収入案件が揃っています。

システムエンジニアとプログラマーに向けた「単価診断テスト」は自分の単価の目安を知ることができるので便利なツールです。

 

Geechs job(ギークスジョブ)

● 業界最大手のフリーランスエージェント
● エンジニア・デザイナー向けのフリーランス専門エージェント
● フリーランス支援の実績が10年以上
● Web系の案件に強い

ギークスジョブのおすすめポイント

業界実績15年の「ギークスジョブ」は、取引企業数は3,000社を超える業界最大規模のエージェントです。関東だけでなく全国の案件を多く保有しているので全国のフリーランスエンジニアにおすすめです。

ギークスジョブに登録しているエンジニアはの平均年収は800〜850万円と高いので、期待できます。

 

まとめ

近年の急速なIT化に伴って、エンジニアが活躍する場所は今後も増えていくと予想されます。

政府が働き方革命を推進し、自由な働き方や副業を推し進める中、フリーランスエンジニアにも注目が集まっています。

多くの業界では、即戦力になるエンジニアを求めており、正社員ではなくフリーランスのエンジニアを活用するケースも増えてきました。

今後、エンジニアとして仕事をしたい方は、会社員エンジニアの他に、フリーランスとして働くことも視野にいれてみてはいかがでしょうか。

いきなり独立するのではなく、副業からはじめて、フリーランスとして稼ぐシステムを学ぶのも良いでしょう。

未経験者でもスキルが浅い方でも、フリーランスエンジニアを目指すことは十分に可能です。

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プログラミングスキルを高めて、着実にスキルアップすれば、エンジニアとして高収入を目指すことができます。

ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。

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会社員エンジニア歴7年後、プログラミングを中心に受注するフリーランスエンジニアに転身し、年収1,000万円超えを実現。全くのコネなしの状態からフリーランスエンジニアとして成功した体験談などを紹介していきます。
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