これからフリーランスエンジニアを目指す方は、
と、気になっていませんか?
フリーランスとして生きていくには、それなりのスキルと経験が求められるのは事実です。フリーランスエンジニアの年収は20代でも1,000万円超えの人もザラにいます。
せっかく、会社を辞めてまでフリーランスになるならば、できればグンと年収を上げたいですよね。今回は、現役のフリーランスエンジニアが求められるスキルを詳しく解説していきます。
スキルアップに役立つおススメサービスも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フリーランスエンジニアに必須のスキルはある?
フリーランスという働き方は、自由度が高い故に、自己責任が問われます。会社員エンジニアとはまた異なったスキルも必要になりますので、ここから確認していきましょう。
フリーランスになると、ITスキルと実務経験が必要なのはもちろんのこと、自分で案件を獲得する営業力は必須スキルです。
自分のスキルをクライアントにアピールする際にはポートフォリオを提示すると、案件を獲得しやすくなります。

自分の得意分野をアピールして、好条件の仕事を継続的に獲得できるようになると、年収アップに繋がるでしょう。スケジュール管理を徹底して、納期までにプロジェクトを完了させるマネジメント力も必要です。
フリーランスになったら、仕事を獲得して納品するまで、仕事の責任が全て自分にあることを自覚しましょう。
- 営業スキル
- マネジメント力
フリーランスエンジニアにあった方が良いスキル5選
フリーランスエンジニアとして成功するならば、技術的なスキル、業務経験のスキルの他、5つのスキルが備わっていると強い武器になります。
ここからは、フリーランスエンジニアにあった方が良いスキル5選をご紹介しましょう。
①基本的な技術スキルはHTML、CSS、JavaScript
フリーランスエンジニアとしてどの技術的なスキルが必要となるかは人によって異なります。
具体的なスキルは、HTML、CSS、JavaScript、Photoshop、Illustrator、インフラ調達などが挙げられます。
多言語プログラマを目指そう
複数のプログラミング言語や技術が使える多言語プログラマは、マルチスキルを武器にして、多くの案件を獲得しやすくなるはず。
クライアント側の立場になって考えてみると、複数の言語を依頼する際に、一人のエンジニアにまとめて依頼できれば効率的なのです。フリーランスエンジニアとして安定性を求めるならば、市場価値が高い多言語プログラマを目指すと良いでしょう。
エンジニア初心者からいきなり多言語は難しいので、まずは一つの言語を完璧にできるように習得することが大切です。
そして、WEBアプリケーション開発は、インフラから設計、プログラミング、デザイン、マーケティングなど全てできると市場価値がグンと上がります。
営業力を見せるにはポートフォリオの作成がおすすめ
フリーランスは、今までの実績やスキルを提示して、仕事を獲得しなければなりません。
自分のスキルを最大限に活用するためには、クライアントに過去の成果物やポートフォリオを提示して、積極的に営業することも大切です。
クライアントは成果物を見ることで完成のイメージが付きやすく、安定的に依頼が来るようになります。プログラミングを行ったコードは『Github』に蓄積しておくと分かりやすいのでおすすめ。
他エンジニアとは違う専門技術もあるとよい
他のフリーランスエンジニアと差をつけるには、専門技術を身につけることが大切です。
会社員エンジニアは、研修やセミナーを受講できる機会が多いです。フリーランスの場合は、常に自分から技術スキルを学ぶ姿勢が求められます。
エンジニアのプログラミングスクルールを運営する『TECH::EXPERT』なんかは、未経験からでもプロのエンジニアスキル(フロント/サーバーサイド/インフラ全て)が身につくコースがあります。
身につく代表的な技術力(抜粋)
• Ruby
• HTML/CSS
• オブジェクト指向 • Ruby on Rails
• テスト駆動開発
• Rspec
• Sass/Haml
• JavaScript
• jQuery
• 非同期通信
• セキュリティ基礎 • AWS
• サーバー構築
• unicorn/nginx • API
• SQL/MySQL
• Git/GitHub
• アジャイル開発
参考:『TECH::EXPERT』
一人では情報の鮮度なども落ちやすいため、積極的にこういった機会は活用しておくことをおすすめします。
②Webコーダー・Webデザイナー・プログラマ
フリーランスエンジニアには、プログラミングのスキルはもちろんのこと、Webコーダー・Webデザイナーのスキルもあると良いでしょう。全てにおいて専門的な知識は必要ありませんが、幅広い知識を持っていることが大切です。
要件定義、設計、制作、開発、テスト、公開、運営、保守などのスキルセットをパッケージングできると理想的です。
クライアントにどのようにその問題を解決できるか、提案することができれば、信頼度がグンと上がります。
多くの企業は問題解決に悩んでいますので、具体的な解決方法を提示できれば、仕事に繋がるはずです。
③社会保険などの公的手続きをする事務スキル
フリーランスエンジニアになると、今まで会社が代行してくれた社会保険などの公的手続きを自分でしなければなりません。これ、案外軽視しがちですが結構大事です。
例えば、年1度の確定申告、健康保険や国民年金などの社会保険について知っておく必要があります。一定以上の所得があるフリーランスエンジニアは確定申告は必ず必要となります。
これをやらないと脱税になって最悪捕まります。基本的には10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金です。捕まらなかったとしても延滞税で死ぬほど持って行かれますので中が必要です。
最近は、『freee』などの便利な会計ソフトを利用すれば、会計の知識がなくても比較的簡単に申告書類を作成できます。ただ、確定申告や社会保険制度は、内容が変わる場合もありますので、不安な方は税理士など専門家に相談することをおすすめします。
④マネージメントスキル(営業力)
フリーランスエンジニアは技術的なスキルと同じくらいマネージメントスキル(営業力)が重要です。自分の市場価値を把握して、自分の持っているスキルを高く示す交渉スキルは大切なポイントです。
交渉力が低いと年収も上がりにくい
高い技術力があるのに、交渉力がないために、なかなか年収が上がらないフリーランスエンジニアは多くいます。せっかく身につけたスキルを無駄にしないためにも、クライアントへの交渉力を磨いていきましょう。
また、フリーランスエンジニアの案件は企業の人事担当者が予算内で決める場合がほとんどです。自分のスキルを高く評価してくれるクライアントを大切にしていきましょう。
営業力を高めるには?
フリーランスエンジニアの営業方法は、自分の開発したプログラムのコードをGitHubに公開したり、SNSで発信しても良いでしょう。
フリーランスになると、通勤時間がなくなり、自由な時間が増えるので、スキマ時間を使って、技術系ブログを書くのもおすすめです。
今まで案件を受注したクライアント、フリーランスの友人はメールやSNSで繋がっておくと、新規案件を依頼されやすくなります。
⑤コミュニケーションスキル
フリーランスになると、職場の人間関係に悩む必要がなくなるのは、大きなメリットです。確かにフリーランスになると、上司や同僚、部下など苦手な人と関わる必要はなくなります。
しかし、仕事を獲得するには、コミニュケーションスキルは必要不可欠な要素と言えます。黙っていても仕事は自然と回ってきませんので、自分から積極的に売り込む姿勢が求められます。
何でも相談しやすく、コミニュケーションが円滑な人のほうが、気難しい人よりも仕事の幅は広がります。
プロジェクトの受注から納品までの流れがスムーズに行った場合は、継続案件を依頼されたり、困った時はリピートされるようになるでしょう。
フリーランスエンジニアの案件は、1ヶ月未満の超短期間だけ開発に参加するケースもよくあります。短期間の間にどれだけ信頼されるかどうかも、意識して仕事に取り掛かりましょう。
フリーランス同士の横の繋がりも大事
フリーランスエンジニアはクライアントとのコミニュケーションの他、横との繋がりも強めておくといざという時に役立ちます。
SNS繋がりのフリーランスエンジニア同士が情報交換をして、専門分野の仕事を紹介してもらえることもあります。横の繋がりがあると、先輩のフリーランスエンジニアに案件の相談をすることもできるのがメリット。
クライアントに直接「この案件は安くありませんか?」なんて聞けませんが、先輩に「この仕事はどう思いますか?」と意見を聞くことができるのです。
フリーランスエンジニアの勉強会や交流会にも積極的に参加すると、横のつながりができるのでおすすめです。
フリーランスエンジニアのスキルアップに役立つサービス3選
会社員エンジニアとして経験を積み、スキルに自信があっても、継続的に仕事を確保出来るか不安な方も多いでしょう。
最近は、フリーランスエンジニアに特化したスキルアップに活用できるサービスが増えています。プロによる丁寧なヒアリング、案件のマッチング、企業との商談日程、まで無料でサポートしてくれます。
ここからは、フリーランスエンジニアのスキルアップに役立つサービス3選をご紹介しましょう。
APPSTARS(アップスターズ)

「APPSTARS(アップスターズ)」はIT・WEB・スマホアプリ系のフリーランスエンジニアにおすすめのサービスです。フリーランス初心者向けの案件、リモートワーク、フルリモートなど多数の案件・求人を紹介しています。
エンドクライアント直案件もあり、高単価の優良案件が多く揃います。
ITプロパートナーズ

「ITプロパートナーズ」は、エンジニア、デザイナー、ディレクター、マーケター向けの案件を扱っているフリーランスエンジニア向けエージェントです。IT起業家とフリーランスの自立を支えるをモットーにして、自分のやりたい事業をするためにフルサポートをしています。
週3日〜4日のリモートワークが可能な案件も多いので、副業に利用してみても良いでしょう。
geechs job(ギークスジョブ)

「geechs(ギークス)」はクラウドエンジニアリング事業、スマホゲーム事業、スマホアプリ事業などを展開する総合インターネット企業です。WEB・スマホアプリ・ゲームの案件など、常時1000件以上の案件を保有しており、自分に合う案件が見つかります。
エンドクライアント直以外の案件も取り扱っており他のエージェントにはないお宝案件が見つかる可能性も高いです。
【体験談】エンジニアとして高いスキルがあると何か良いことはあるのか?
会社員エンジニアの中には、高い技術は持っていないけど、フリーランスエンジニアとして活躍できるのだろうか…と不安な方も多いかと思います。
会社を辞めてフリーランスとなった場合、今のスキルだけで十分に食べていけるのか心配な気持ちはよく分かります。
最初は不安があって当たり前|専門スキルもなかった
フリーランスになったばかりの頃は、特別な専門スキルがある訳ではなく、コネも何もありませんでしたが、辞めてしまってからには後戻りはできません。
とりあえず、フリーランスエンジニアとして今のスキルに見合った仕事を獲得するために、フリーランスエンジニア専門エージェントに複数登録しました。
フリーランスになったばかりの初心者なので、あまり期待していませんでしたが、月収50万円〜70万円以上の案件を複数紹介してもらえました。
仕事がないという不安は杞憂だった
インターネット上では、「フリーランスは不安定」「仕事が途切れることがある」とよく聞きますが、実際は、エンジニアの人手不足の方が深刻です。
今の段階でフリーランスエンジニアになると、仕事が途切れてしまうのでは…と不安な方は、そんな心配はありませんので、大丈夫です。
今後もエンジニア不足は続きますので、売り手市場となっており、エンジニア向けの案件は余っている状態です。
人付き合いは恋しくなったけど、それ以上のものを入れられた
会社員エンジニアからフリーランスに働き方が変わっただけで、収入は劇的に増えて、自由な生活を手に入れることができるでしょう。
「未経験からフリーランスエンジニアになりたいけど可能性はある?」と心配な方は、まずは半年間学びながら仕事をすることをおすすめします。
フリーランスエンジニアには資格は必要ありませんので、比較的簡単な案件を積み重ねていけば、十分にフリーランスで生活することが可能です。
スキルはオンラインスクールでも身につけられる!
最近は、オンライン完結型のIT学習もありますので上手く活用して、スキルを身に付けていきましょう。フリーランスエンジニアとして設計を立てて行くには長くても2年程度の実務経験があれば問題ありません。
現職は他の仕事をしているけど、将来はフリーランスエンジニアになりたい方は、オンラインスクールなどを活用すると効率的です。
フリーランスエンジニアになっても「仕事が全く見つからない!」といった状況に陥ることはありません。
今からフリーランスエンジニアを目指すことは賢い選択であり、年収1,000万円以上を稼ぐチャンスもあるのです。
特に需要の高いプログラミング言語やOSについてのスキルを身につければ、月収50万円以上からキャリアをスタートすることができますよ。
まとめ
今回は、未経験者やスキルに自信のないエンジニアがフリーランスに転身するために必要なスキルについて解説していきました。
フリーランスエンジニアとして成功するには、技術的なスキルばかり話題になりますが、実は営業力やコミニュケーション能力も重要なスキルです。
継続して好条件の案件を獲得するには、自分の成果物やポートフォリオは武器になりますので、いくつか用意しておくことをおすすめします。
エンジニアに限らず、フリーランスという働き方を選んだ場合、安定した収入が得られるか不安になるのは当然だと思います。
エンジニアとしては誰にも負けないスキルを確立しいると、クライアントから注目されてリピート率も高くなり安定した収入を得られるようになります。
他のフリーランスエンジニアと差をつけて生き残るためには、プログラミング言語やフレームワークといった職種に直結したスキル、専門分野を強めていくことが大切です。
