つらい失恋から立ち直る方法15選と統計で知る失恋の乗り越え方

失恋から立ち直る

失恋の立ち直り方を知りたいと感じているあなたは、まさに今失恋の痛みで心も苦しく、涙が止まらない状態なのではないでしょうか。失恋のつらさは、大切な人との別れだけではありません。

相手から必要とされなかったことからくる自信の喪失や、自己の無価値感、相手を傷つけてしまったことからくる自責の念を抱いているなどさまざまな感情と混ざって、よりつらく感じることもあるでしょう。

インターネットでも、失恋から立ち直る方法をたくさん見つけることができますが、

  1. 「気分を入れ替える!」
  2. 「執着を手放す!」
  3. 「相手のことを考えない!」

と言われても、できないから悩んでいるわけですよね…。

実際に失恋を乗り越えた経験から言えば、特効薬は「時間」くらいです。そうはいっても、失恋してから忘れるまでの時間の経過は、砂時計が全て落ち切るよりも遅く、永遠の時間のようにも感じられます。

その時間をいかに過ごすか、いかに失恋から気を反らしていくかが重要といえます。この記事では、失恋から立ち直る15の方法と、統計から失恋を乗り越える考え方をご紹介します。

ここでご紹介する方法は、全ての人に効かないかもしれません。それでも、まずは試してみてください。色々試すことで、吹っ切れることもあるからです。

目次

どうして失恋は引きずってしまうのか?

自分を責めているから

お別れしてしまった理由はそれぞれだと思いますが、「もっとこうしておけばよかった」「自分があの時ひどいことを言ってしまったからだ」など自分自身を責めてしまっている人がいます。

その場合、自分に自信が持てずなかなか次の恋愛に目を向けられない方が多いようです。

新しい出会いを探そうとしていないから

失恋は本当に辛い出来事だと思います。
誰しもがこんな思いはもう二度としたくないと思うはず。

そうなると、「また傷つくのが怖いからもう当分は恋愛なんていいや」と思い新しい出会いを探すことをやめてしまう人がいます。

その場合、ずっと前のパートナーのことが忘れられずに引きずってしまう場合が多いです。

失恋から立ち直るまでの期間はどのくらい?

マイナビウーマンの調査によると、失恋から立ち直るまでの期間は男女によって差があるようです。

引用:マイナビウーマン
引用:マイナビウーマン

女性は大体1ヵ月~1年かけて徐々に立ち直っていくようですが、男性はなんと1週間未満で立ち直る人が多いようです。

個人的には、女性の方が意外とあっさりしているのかと思っていましたが、男性の方が立ち直るまでの期間が早いことに驚きました。

女性は恐らく一つの恋愛に対してかける気持ちの割合が、男性に比べて大きいのかもしれません。
その為、男性よりも別れた後に引きずってしまう期間が長いのだと思います。

ただこの結果のように、みんなすぐには立ち直れていないので無理に忘れようとしなくてもいいのかもしれませんね。
自分のペースで、ゆっくり前を向いていけば大丈夫です。

しかし中には「すぐにでも忘れたい!」と思う人もいるかと思います。
そんな方のために、失恋から立ち直る15の方法をこれからご紹介させて頂きます。

失恋から立ち直る15の方法

失恋から立ち直る

連絡を絶つ

失恋から立ち直る方法の一つが相手との連絡を絶つことです。だらだらと連絡をしてしまうと、忘れられるものも忘れられなくなってしまいます。

もし相手の連絡先が消せないようであれば、思い切って友達に消してもらってもよいでしょう。また、職場の場合は、プライベートでの接点をなくしていきましょう。

思い切り泣き尽くす

失恋に必要なプロセスは、思い切り泣き尽くすことです。涙を流すと、すっきりするだけでなく、次のような効果があります。

涙を流すことによって、緊張やストレスに関係する交感神経から、脳がリラックスした状態の副交感神経へとスイッチが切り替わります。たくさん涙を流すほど、ストレスが解消し、心の混乱や怒り、敵意も改善することが研究結果で分かっているんです

引用元:NIKKEI STYLE|ストレスから解放 自ら泣いて心を癒やす「涙活」とは

涙を流すことで、ストレスホルモンのコルチゾールが一緒に流れ出るということが研究でわかっています。また、涙には、苦痛を和らげるエンドルフィンに似た物質が含まれているといわれているようです。

むしろ悲劇のヒロインになりきる

ここまでくると、悲しくて泣いてるのか、泣くために悲しくなってくるのかわかりません。しかし、心の中ではこの状態を客観的に見ることができるようになってきます。

自分がガマンしたことで相手が苦しまずに済んだと考える

失恋は、相手の気持ちを優先させたがために、あなたの身に起きた出来事と言えます。世の中には、自分の気持ちを押し通すために、相手に迷惑な行為をする人もいますよね。

しかし、あなたは大切な相手の気持ちを尊重したわけです。自分がガマンしたことで、相手がこれ以上苦しい関係を続けなくて済んだと考えてみてはどうでしょうか?

ややクサイ考え方だという人もいるかもしれませんが、理由はどうあれ、自分の中で消化できるキッカケになればいいのです。相手が嫌な思いをせずに済んだと思えば、自分が今こうして自分の気持ちを抑えてガマンしていることも、無駄じゃないような気がしませんか?

物語の世界に浸る

失恋の痛みを忘れるオーソドックスな方法の一つが、物語の世界に浸りきることです。幸いこの世の中には、素晴らしい物語がたくさんあります。それはあなたが失恋を乗り越えるために力を貸してくれるでしょう。

映画でもいいですし、小説、マンガやアニメ、ゲーム、どんなストーリーでもいいのです。

おすすめなのは、主人公が失恋を乗り越える話です。感情移入して観ることができ、主人公が失恋を乗り越える姿は勇気をもらえます。

失恋ソングを聴く

また、自分が今まで知らなかった音楽やミュージシャンと出会えるチャンスでもあります。自分の気持ちを代弁してくれるような良質な失恋ソングをたくさん聴きましょう。

失恋の名言を読む

失恋の痛みを忘れる方法の一つが、失恋の名言を読むことです。失恋は古今東西からの普遍的な苦しみとも言え、過去の偉人も失恋で苦しんできた人はたくさんいます。

そういった人たちの名言を知ることで、励まされたり、前を向く元気が出たりしてくるのです。

つらいことを書きだす・したかったことを書きだす

つらいことを書き出すことで、自分がどんな感情を抱いていたのか、客観的に見ることができます。また後から見返すことで、こんなつらい状況でも、自分で乗り越えてきたことを知ることができます。

1日20分書き出して行う『エクスプレッシブ・ライティング』では、メンタルコントロールが上手くなったり、ストレス耐性がついたりといった研究結果も出ています。

もし紙に書き出すのが難しければ、スマホのアプリなどに書き出すことでも効果があるそうです。スマホなら場所を選ばずスキマ時間にできて手軽ですね。

趣味を極める

失恋の痛みを薄める時間でできるのは、趣味を極めたり、没頭したりすることです。趣味に没頭していれば、その間は考えごとをせずに済みます。

また、新しい趣味を探してみるのもワクワクしますね。もちろん、仕事に打ち込むのもアリでしょう。ただし、体を壊さずに適度に休息を取ることもお忘れなく。

架空の恋人を作る

失恋の立ち直り方の一つとして、架空の恋人を作る方法もあります。例えば、二次元のキャラクターを恋人にしてもいいですし、アイドルと恋を楽しむのもいいですよね。

二次元のキャラクターなら、裏切られる心配も少ないでしょう。ただし、はまりすぎると三次元に返ってくることができなくなるので注意が必要です。

また架空の恋人を想定しても、いつの間にか好きだった人を思い出してしまうのであれば、この作戦はやめましょう。

スポーツに打ち込む

ダイエットにも役立つので、ストレスを発散しながら健康的でキレイな体になれるのも嬉しい点です。

体を動かすのが好きな人は、スポーツジムに通ったり、水泳をしたり、地域のスポーツチームに入ってプレーしてもよいでしょう。

運動が苦手という人も、激しい運動でなく、森林浴を楽しみながら、音楽を聴きながら、ウォーキングするという方法もあります。

他の人とデートする

失恋から立ち直る手っ取り早い方法は、ずばり新しい恋をすること。他の人とデートをしてみるというのも方法の一つとしてあります。

他の人とデートをしても、好きだった人と比べてしまってつらいということもありますが、失恋したてでは誰でもそう感じます。仕方のないことです。デートを重ねることで、徐々に相手のよさに目を向けていけるようになるでしょう。

ただし、心が傷ついた状態は人につけこまれる隙が生じやすく望まない関係に発展してしまう恐れもあるので注意が必要です。

また人に必要とされたいからといって、体やお金を捧げるのはやめましょう。かく言う筆者も人に貢いだりしていた時代がありますが、そんなもので愛は買えなかったことをお伝えしておきます

自分を磨く

特に女性は、自分がキレイな状態だと気持ちも元気になってきますよね。思い切って髪型を変えて、過去の自分とさようならをしてもよいでしょう。

買い物をしてもよいですし、他にどんな系統のメイクが似合うのか試すのも楽しいですよね。髪型も服装も、メイクも雰囲気も少しずつ変えて、新しいあなたになってみてはいかがでしょうか

占いをしてみる

失恋を立ち直る方法の一つとして考えられるのが『占い』です。もちろん占いを信じていない方もいるでしょうし、筆者も全ての占いが当たると信じているわけではありません。

大事なのは、占いが当たるかどうかではなく、占いを利用して生きる活力をもらったり、前に進んだりすることなのです。

占い師に話を聞いてもらったり、当たらなくても「未来に恋の予感がする」「つらいのは今だけ」だと言ってもらえたりすれば、当たるかどうかは置いておいて、とりあえず頑張ろうと思えますよね。

占いを信じすぎてしまうと、外れたときに落ち込んでしまうこともあります。少し背中を押してもらえたらいいなくらいの気持ちで、利用してみるのはアリではないでしょうか。もちろん当たればそれはそれでラッキーですよね。

占いを信じ切ってしまったり、のめり込んでしまったりする傾向がある人にはおすすめできないのでご注意ください。

旅に出る

旅は行き先を決めるときから始まります存分に楽しみましょう

海外でも国内でもどこでも構いません。
一人旅の方がリフレッシュになる場合もあれば、お友達と行くことで気が晴れることもあります。

旅先での新たな出会いにも期待できますし、自然や現地の人との関わりから「自分が悩んでたことなんてこんなもんか!」と、急に気持ちが切り替わる場合もあります。

失恋を乗り越える考え方

悲しみが収まるまでは平均して120時間(5日間)程度?

ベルギーのルーヴェン・カトリック大学が感情に関するある調査を行いました。

悲しみはそれだけ心に突き刺さる出来事であることがわかりますが、この調査結果を見て、あなたはどう感じましたか?

悲しみがなくなる時間を長いと感じますか?短いと感じますか?もし失恋の悲しみがたったの5日で過ぎ去るのであれば、それは短い時間ではないでしょうか?

もちろん、すべての人の失恋の悲しみが5日で過ぎ去るとは限りません。思い返したりすれば、記憶はより強化されたり、美化されてしまいます。

しかし、悲しみも永遠に続くわけではないことが、この調査から読み取れるのではないでしょうか。まずは、5日間だけ悲しんでみてください。もしかしたら、5日後には今の感情がだいぶ薄まっているかもしれません。

どんな大失恋でも3ヶ月で克服?

米メディア「Elite Daily」によると、どんな失恋をした人でも71%の人が3ヶ月でいい兆しを見つけているそう。

こういった調査結果を見ると、人間の悲しみもそう長くは続かないという希望が感じられますよね。

人間には記憶がありますが、忘れたり、感情を薄めたりすることもできるのです。今はまだつらくても、このつらさは永遠ではないことを覚えておいてください。嫌でも忘れてしまう日はちゃんとくるのです

相手の写真や思い出の品は捨てないほうがよい?

メンタリストのDaiGoさんによると、失恋から早く立ち直る方法は、相手の写真や思い出の品を捨てないことだそうです。

その理由を解説した「失恋から早く立ち直りたいあなたのための動画」は下記からご覧になれます。

動画を今ご覧になれない方向けに解説しますと、相手の写真や思い出の品を捨ててしまった人のほうが、失恋から立ち直るのに時間がかかったという調査結果があるそうです。

そのメカニズムは、思い出の写真や品がないことで、美化された記憶、よい記憶ばかりが頭に残ってしまい、その記憶に苦しめられることになるからだとか。

もちろん人によっては、捨てて気持ち的にさっぱりしたいという人もいるかもしれませんので、一概にすべての人に効果があるかどうかはわかりません。しかし、失恋から早く立ち直るヒントになりそうですね。

失恋を乗り越え、新しい出会いを求めるなら

友人の紹介

やはり気の知れる仲間からの紹介が一番期待できます

自分自身を既に知ってくれている人からの紹介なので、「あなたに合うかも」と考えてお友達も選んでくれています。

共通の友達も交えてみんなで遊ぶところから、恋愛に発展する可能性もありますね。

職場の同僚もあり?

社会人になると、家と職場の往復でなかなか出会いがないという方も多いはず。

そんな時は職場恋愛してしまうのもアリです。

今までは意識せずに接していた相手も、恋愛対象として改めて見てみると意外とイイかも!と思う場合も。

マッチングアプリはやはり効率が良い

アプリで知り合うのはちょっと…と思っている方。

総合的に一番効率良く異性と出会えるのはやはりマッチングアプリです

登録している人はみんなパートナーを探す目的で登録しているため、へんな駆け引きや前置きが不要のためサクサクと話が進みやすいです。

中には遊び目的で登録している人もいるためそのあたりの判断は必要にはなってきますが、一番手軽に効率良く探せるマッチングアプリがオススメです。

まとめ

失恋から立ち直るあらゆる方法をご紹介しました。冒頭でお伝えした通り、これらの方法がすべての人に効くかどうかはわかりません。しかし、色々試して、自分に合う方法が見つかればよいのです。

かく言う筆者も失恋から立ち直るのに3年はかかりました。その3年間は、仕事をしていても涙が出たり、眠れなくなったり、寝れば寝たで、夢にまで恋人が出てくる始末。

人間関係も荒れ果て、引きこもりのような生活をしていた時期もあります。しかし、ある日突然、元恋人のことを考えていない自分に気づきました。それが長い失恋の終わりでした。

あの荒れ果てた時期も自分にとっては必要な時間だったのだなと今は心から思います。

これをご覧になっているあなたも、きっと立ち直ることができます明けない夜はないからです。あなたの未来のパートナーも、きっと同じ経験を克服してあなたに会えるのを待ちわびていることでしょう

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