勇気を出して気になる異性をデートに誘ったのに、断られてしまったらかなりのショックを受けますよね。「どうせ自分なんて…」と自暴自棄になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、1度デートを断られたからと言って可能性がゼロというわけではありません! 2回目のお誘いで成功することだってあるんです。
男性には酷な話かもしれませんが、女性はその時の気分や状況によってOKしたり断ったりすることはよくあります。
この記事では、デートを断られてしまった理由別に、断られた後に取るべき対応や、次回断られないようにするためのコツについて詳しくお伝えします。
よくあるデートお断りの理由!ケース別に対処法を紹介
勇気を出して誘ったデート…なぜ断られてしまったのでしょうか。その理由別に対処法をご紹介します。今後デートの誘いを受け入れてもらうためには、断られた後にどのような行動を取るかが極めて大切です。
まずは冷静に「なぜ断られたのか」を一緒に考えていきましょう。
先約があると断られた場合
あなたより先に約束している人がいれば、どうしてもあなたからのデートの誘いを断らざるを得ません。友達とごはんに行く約束があったのかもしれませんし、仕事の用事があったのかもしれませんね…。
そのようなときは、相手から断る理由をはっきりと言われるはずですので、潔く引き下がって2回目の誘いに賭けましょう。
先約を優先してもらった上で、別の日程を提示してみましょう。別の日程を提示する際は、ピンポイントで提示するのも、ざっくり提示するのもよくありません。
- NG例:「来月の15日はどう?」
- NG例:「○○さんはいつが空いてる?」
ピンポイントすぎると「なんでこっちが合わせなきゃいけないの?」と思われてしまいますし、ざっくりすぎると「空いている日にち確認するの面倒だな」と思われてしまいます。
ベストなのは、「来週の火曜か金曜あたりはどう?その次の週の木金でも大丈夫だよ!都合のいい日ありそう?」という感じで、いつくか候補を指定しつつも最終決定権は相手にあるという印象を持ってもらうことが大切です。
疲れているor体調が悪いと断られた場合
あなたがデートに誘ったタイミングが、ちょうど疲れているときだったり、体調が悪いときだったりすると、相手もデートを断らざるを得ませんね。相手だって、元気なときにデートに行きたいはずです。
「疲れているから」「体調が悪くて」という理由で断られたときは、しつこく誘わず相手をいたわる言葉をかけて引き下がってくださいね。まずは相手の体調を気遣う言葉をかけてあげることが大切です。直接会える機会があるのであれば、飲み物やお菓子などの軽い差し入れを持って行ってあげてもいいですね。
その際、「元気になったら一緒に食事でも行こうね!」と軽く誘っておくと後日改めて誘ったときにスムーズに話を進めやすいでしょう。
※相手の体調を考慮しつつ、2週間以上時間を空けてから誘うほうが無難です。
あまりすぐに誘いすぎるとひかれてしまう可能性があるので注意が必要です。
仕事が忙しいと断られた場合
男性が女性からの誘いを断るときに多い理由がこれです。
仕事が忙しいと、仕事以外のことをあまり考えたくなくなるものです。いくら気になっている異性からの誘いであっても仕事が忙しくてそれどころではない、という場合もあります。
可能であれば、デートに誘う前に、気になる相手の仕事の繁忙期と閑散期を確認しておくと良いですね。
「お仕事大変なんだね。体には気を付けて無理しないで頑張ってね。」と、デートの話題には触れずに仕事を優先してもらってください。次にデートに誘うのもしばらく時間をあけておくのがベターです。
相手の職種から繁忙期がいつまで続くのかがわかれば、繁忙期が終わったころに改めて誘えばOKをもらえる可能性が高くなるでしょう。
もし繁忙期がわからない場合は、少し時間をおいてから「お仕事まだ忙しいかな?いつくらいに落ち着きそうかわかったら教えてね。」と軽く聞いてみるのもアリでしょう。
もしくは、「じゃあ落ち着いたら連絡くれるかな?それまで待ってるよ。」と待ちの姿勢で伝えておくのもアリです。
この状況で女性側からちゃんと後日連絡が来た場合は、少なからず女性側もあなたに興味があることは間違いないです。
すでに彼氏がいると断られた場合
「他に大切な人がいるので…ごめんなさい。」とはっきり言ってくれることもありますが、恋人がいることを告げられないケースもあるでしょう。
また、恋人ではないが気になる相手がいるという場合もはっきりと断る理由を教えてもらえないかもしれません。
断る理由を聞いて濁して来たら、あまり深くは聞かないようにしましょう。あなたの印象が悪くなってしまいます…。
勝算が低いと考えて諦めてしまう人も多いかもしれませんね。もちろん、諦めてほかに素敵な人を見つけるのも良いですが、諦めたくない場合は諦めなくても大丈夫です。
恋人がいても、必ずしも常にラブラブというわけではありません。時には喧嘩もしますし、マンネリになることもあります。1度目のデートを断られたら、2か月~3か月くらい間をあけてから改めてデートに誘ってみましょう。
共通の友人がいるのであれば、恋人や好きな人との関係がうまくいっているのか、うまくいっていないのか探ってもらって、隙ができたタイミングでデートに誘うのがOKをもらえる可能性アップにつながります。
もしくは、最初はダブルデートなど友人達を交えて遊びに行くのもありです。
その際2人になれるタイミングを作ってもらい、次回のデートのお誘いをしてみてもいいかもしれません。
その他、理由不明の場合
断られた理由が不明の場合、たいていは以下のどれかだと考えられます。
- 好みのタイプじゃない
- あなたに興味がない
- 一緒にいて楽しくなさそうと思われた
好みじゃない、興味がないと思われている段階でいくら積極的にデートに誘ってもOKはもらえないでしょう。
いったん引いてみて、ラインでの会話や複数人での飲み会で、じわじわと距離を詰めていき相手に興味を持ってもらえたと判断できた段階で再びデートに誘ってみましょう。焦りは禁物ですよ!
女性のタイプによっては、少し強引に誘われる方がいいという人もたまにいます。
あなたのハードルが少し上がってしまいますが、「絶対後悔させないから1回だけデートして下さい!(笑)」など、少しユーモアを交えて誘ってみると意外とノリで答えてくれる女性もいます。
実際、何回までならデートに誘っても大丈夫?
「あまりにもしつこいと余計に嫌われそうだし、かといってすぐに諦めるのも嫌だし…」こんな風に考えてはいませんか?実は、デートの誘いは3回まで頑張るのがベストだと言われています。
これには、学術的な証明もあります。カナダのマギル大学のジェラルド・ゴーンという社会心理学の博士が唱えているのですが、3回想いを伝えると、好きになってもらえる確率が31%アップするというデータがあるのです。
1回だけでなく、2回3回と思いを伝え、誘い続けることには大きな意味があるのですね。
諦めたほうがいい?脈なしのデートの断られ方
1回断られたくらいで諦めたらもったいない!2回、3回とチャレンジしよう!というのは、間違いではありませんが、明らかに脈なしで諦めたほうがいい場合もあります。
脈なしかどうかは、デートの断られ方で判断できます。もし、ここで紹介するような断られ方をされているのであれば、諦めることも視野に入れたほうがいいかもしれません…。
諦めるのは辛いことですが、ゴールが見えない中で走り続けるのも辛いことです。
何よりあなた自身の時間も無駄にしてしまうかもしれません。
「他にも女性はたくさんいる!」と自分を奮い立たせ、次に行きましょう!
「機会があったら是非」
この言葉がでてきたら、脈なしの可能性が高いでしょう。はっきり断ると角が立つので、やんわりと、しかし、しっかりと断っているものと捉えましょう…。
これを言われてもしつこく誘ってしまうと、本当に嫌われてしまう可能性があるので要注意です。
「みんなで行きましょう」
「みんなで」ということは、「あなたと2人はちょっと…」と考えているとも推測できます。悲しいですが、きちんと受け入れましょう。
ただし、みんなで行きましょうと言われているので、複数人であれば食事や出かけることなどができるということです。みんなで出かけているうちに、あなたに興味を持ってもらえてそれまでと印象が変わる可能性もあります。チャンスが全くないわけではありません。ポジティブに捉えましょう!
「行ける日があればこちらから連絡しますね」
しつこく誘われたくないと思っている人はこのような言い回しで断ってきます。たいていの場合「こちらから連絡」はほぼ確実にしてこないでしょう…。
ただ、本当に相手から連絡しようと思っている場合もあるので、しばらくして連絡がなければ「都合のいい日、ありそう?」などと聞いてみるのもアリでしょう。
そのときの反応によって、完全に脈がないのか、可能性が残っているのか判断しましょう。
返信無し
返信がないのは完全に脈なしと言えます。残念ですが、これ以上デートに誘い続けても実るなかなか可能性は低いでしょう。潔く諦めてほかの人を見つけるほうが傷つかなくていいかもしれません。
もし、どうしても諦めたくないのであれば、まずデートの話題から離れて、他愛もない話題で連絡を取り合ってみるのはどうでしょうか。
デート以外の話題で盛り上がっているうちに、相手が心を開いてデートに応じてくれるようになるかもしれません。

断られた後に取ると完全拒否されてしまうNG対応
デートを断られると、そのショックから自暴自棄になったり、ムキになったりしてしまうかもしれません。気持ちはわかりますが、対応に気を付けないと相手から完全拒否されて、残っていたわずかな可能性すらも自分の手で消してしまうことになります。
ここでは、相手に完全拒否されてしまうNGな対応についてご紹介します。
しつこく誘い続ける
断られるとすぐに「じゃあいつならいける?●日はどう?」などと、誘い続けてしまうと、相手が完全にシャットアウトしてしまいます。また、誘い方がワンパターンなのも、しつこく誘っていると感じられやすいです。
複数回誘う場合は、毎回具体的な店を提示するなどして、ただ単に「飲みに行こう」だけの誘いにならないようにしたいですね。
卑屈な対応をする
卑屈になって、以下のような発言をするのはやめましょう。
- 「どうせ俺なんかとはデートしてくれないよね。」
- 「俺なんか、一生だれともデートできないんだ。」
- 「やっぱり俺なんか相手にされないか~…」
相手に「めんどくさいヤツ」と思われて完全拒否されてしまいかねません…。
常に大人な対応を心がけましょう。
相手の神経を逆撫でする
以下のように、相手の神経を逆撫でするような対応もNGです。
- 「いいよいいよ、気にしないで。正直だれでも良かったから。」
- 「無理なんだー。じゃあ●●ちゃん誘おうっと!」
- 「本気にしちゃった?デートなんて冗談だよ。」
少しタイプからずれていただけかもしれなかったのに、完全に拒絶反応を起こす相手として見られてしまいます。このような対応を取ると、連絡すらもブロックされてしまうことがあるので気を付けてくださいね。
どうしても諦めたくない人へ|OKされやすいデートの誘い方
デートを断られてしまったけど、やっぱりどうしても諦められない!という方はぜひこちらをお読みください。OKされる確率が飛躍的にアップするデートの誘い方をご紹介します。
最近の流行りを取り入れたデートに誘う
「最近話題の○○を一緒に食べにいかない?」
「この前公開したばかりの○○の映画を観に行こうよ。」
このように、最近流行っているものを取り入れたデートに誘ってみてください。特に女性を誘うときに使えるテクニックです。
もちろん、それ自体に相手が興味を持っていればデートをOKしてくれる可能性が高くなります。
デートの時間を短めに設定する
初めての相手といきなり長い時間一緒に過ごすのはハードルが高いですよね。しかし逆に考えれば、相手の心理的なハードルを下げておけば、デートの誘いをOKしてもらえるかもしれません。
一日中一緒にいるデートではなく、ランチだけ、夜だけ、など時間を短めに設定してデートを提案してみてはどうでしょう。2~3時間であれば、初めての相手であっても気軽にデートに行きやすいはずです。
「女性と一緒じゃないと行けない」を理由に使う
宝石店や、女性ばかりのファンシーな雰囲気のお店って男性だけでは行けないですよね。
それらを理由に、
- 「姉への誕生日プレゼントを買いたいんだけど、付き合ってもらえないかな?」
- 「俺スイーツとか好きなんだけど、男一人で入るの勇気いるんだよね…。」
などと誘ってみると、案外すんなりOKをもらえるかもしれません。ぜひ試してみてください。
夜は早めの時間解散の予定であることを伝えて誘う
これは特に男性が女性をデートに誘うときのテクニックになりますが、解散時間は夜早めの時間であることを前もって伝えるだけでデートのOKをもらえる確率が上がります。
女性は男性からデートに誘われると「体目的なんじゃないか?」「終電を逃させてホテルに連れ込まれるのでは?」と警戒心むき出しになります。しかし、
「次の日の朝早いから、ちょっと早めの解散になっちゃうと思うけど、たくさん楽しもうねー!」
このように、夜は早めの時間に解散するつもりであることをさらっと伝えてみましょう。きっと警戒心が安心感に変わりますよ。
デートを断られないためにやっておくべきこと
ここでは、デートを断られないために事前にやっておくべきことをまとめました。
あなたにとっても少し面倒でも、事前に準備をしておくことで後に良い結果を招きますよ。
相手がアクセスのいい場所をリサーチしておく
デートは、アクセスの良さも大切です。場所次第では「遠いし駅から歩くし面倒だな…」と相手に思われてしまうかもしれません。そのため、相手の行動範囲を考えてアクセスのいい場所を提案するのがマストです。
公共交通機関を使って15分~20分の場所であれば、気軽に行けるので、誘いをOKしてもらえる可能性も高くなりますよ。
相手の好みの食べ物、お酒をリサーチしておく
最初は、食べ物やお酒で相手の興味を引くのもアリでしょう。自分が大好きな食事やお酒を提案されたら、誰しも心が揺らいでしまうものです。
どんな食事、どんなお酒で誘ったら相手が食いついてくれるかを事前にリサーチしておくことが大切です。
いくつかお店の候補を絞ったら、相手に事前に送ってみるのもありです。
「いくつか選んでみたんだけど、この中だと〇〇ちゃんはどれがいいかな?」
など、複数候補を提示してあげると相手も選びやすいですし、事前にお店をシェアしているので当日になって「え、なにこのお店…」など思われずに済みます。
誘う内容について魅力的にプレゼンできるようにしておく
行こうと思っているお店、観ようと思っている映画、食べようとしているスイーツについて、相手に魅力的にプレゼンできるように準備しておくことも大切です。
仕事と同じで、あなたのプレゼン次第で、心が揺らいでデートの誘いを受けてくれることも大いにあり得るのです。
まとめ|デートを断られる可能性を極限まで下げる最大のコツは
この記事では、デートのお断り理由別に対処法をご紹介しました。
- デートを断られても3回まではくじけずに誘ってみるべし
- 2回目以降の誘いは相手の都合を考えるべし
- しつこくしすぎたり、卑屈になったりするべからず
- 諦めたくないなら諦める必要はない!
最後になりますが、デートを断られる可能性を限りなくゼロに近づける方法、ご存知でしょうか。それは、会っているときに誘う!ただこれだけです。
大げさに感じられる人もいるかもしれませんが、デートの誘いをうまく受けて入れてもらうために大切なのは、会っているタイミングでデートの誘いをする、ただそれだけなのです。目の前にいる相手からの誘いは断りにくいですし、テンションが上がっているときを狙えばさらにOKの可能性は高まります。
今までラインで誘っていたけどうまくいかなかった…という方は特に、ぜひ勇気を出して、試してみてください。誘うときは笑顔で!これも鉄則です。
この記事を参考に、ぜひ大切な人と素敵なデートを楽しんでくださいね。