- 「プログラミングスクールってたくさんあるけど、いったいどこがいいんだろう?」
- 「どういう基準でスクールを選べばいいのかな?」
- 「オンライン型とオフライン型は、それぞれどう違うんだろう?」
プログラミングスクールを選ぶにあたり、このような疑問を持っている人は、今回の記事
を参考にしてみてください。
- プログラミングスクールの種類とそれぞれのメリット
- プログラミングスクールで学べる内容
- 人気のプログラミングスクール7つの特徴
について説明しています。
【厳選】オススメのプログラミングスクール3つ
CodeCamp|人気No.1のオンラインプログラミングスクール
∟ 通過率10%の厳しい採用試験を通過した現役エンジニア講師が指導
∟ 無料の体験レッスンあり
Tech Academy|豊富な言語と選べるコース、4週間でエンジニアの仲間入り
∟ 現役のプロのマンツーマンメンタリングで実践的スキルを習得
∟ 600社、30,000名を超える教育実績
∟ 受講形式はオンラインかオフラインを選べる
∟ 月々26,000円で通えるコスパ最強のスクール
プログラミングスクールとは|基本的な予備知識
まず最初に、そもそもプログラミングスクールとはどんな所なのかを確認していきましょう。
- プログラミングスクールの主な種類
- プログラミングスクールで学べる内容
- 無料のプログラミングスクールのレベル感
まずはこちらの3つのポイントに沿って整理していきます。
プログラミングスクールの主な種類
プログラミングスクールの種類は「オンライン型」と「オフライン型」の2つに分けられます。
オフラインスクール | オンラインスクール | |
教室利用時間 | △ 講義時間のみ |
✕ オンライン |
質問できる環境 | ◯ 講義中 |
△ サポート時間内 |
転職・就職支援 | ◯ 月に数回 |
◯ オンライン |
オンライン型|主な特徴とメリット3つ
まずはオンライン型のスクールについてです。オンライン型の特徴・メリットは、大きく以下の3つに分けられます。
- 時間や場所を問わずに、自分のペースで勉強できる
- 質問力が身につきやすい
- 料金が比較的安めに設定されている
時間や場所を問わずに、自分のペースで勉強できる
まず一つ目は、時間や場所にとらわれず、自分の好きな場所・ペースで勉強できることです。
オンラインなら、東京や大阪だけでなく、地方在住の人も利用できますし、平日は仕事が忙しくてなかなか時間が取れないので土日のまとまった時間を使って勉強したい、という人も利用できます。
質問力が身につきやすい
オフラインの通学型のスクールよりも、質問力が身につきやすい、という特徴もあります。というのも、オンラインの場合は、口頭ではなくすべてテキストで質問などのやり取りをするからです。
口頭で質問する場合は、なんとなくふわっとしていても、相手が汲み取ってくれたりしますが、テキストの場合はそうもいかず、質問したい内容を文章にまとめるためには、まずは自分でしっかりと疑問点を整理する必要があります。
こういった癖がしっかりと身につけば、自分が何が分からなくてこまっているのか、よりスムーズに言語化できるようになるので、質問力や検索力のUPにもつながります。
料金が比較的低めに設定されている
3つ目は、オフライン型よりも比較的授業料が低めに設定されていることです。ちなみにこれは、オンライン型は基本的に自学形式でレッスンを進めるところが多いからです。
逆にオフライン型の場合は、基本的に常に講師がスタンバイしていて、いつでもわからないところを質問できるようになっている所が多いので、その分授業料も高めの所が多いです。
オフライン型|主な特徴とメリット3つ
一方のオフライン型のメリットはこちらの3つです。
- 自分一人だけでなく、他の仲間と一緒に勉強できる
- わからないことがあった際にすぐに質問できる
- より集中してプログラミングに取り組むことができる
自分一人だけでなく、他の仲間と一緒に勉強できる
まず一つ目のメリットは、自分と同じ目標・目的をもった仲間と一緒に勉強できることです。オンラインの場合、基本的には一人で勉強を進めることになるので、こういったメリットはありません。
同じように苦労していたり、努力している仲間を見ると、自分も頑張ろうと思えて、踏ん張ることができます。
あと就職・転職情報などのプログラミング以外の情報も手に入りやすくなります。
わからないことがあった際にすぐに質問できる
2つ目は、質問したい時にすぐに質問できることです。ちなみにプログラミングを途中で挫折する理由として多いのが「身近に質問できる環境がない」という理由で、これがスクールに通う一番のメリットといえるかもしれません。
もちろんオンラインでも質問することは可能ですが、基本的にはチャット形式でのやり取りになるので、かえってくるまでに時間がかかることもあります。
より集中してプログラミングに取り組むことができる
オンライン型の場合、自宅で勉強することが多くなると思いますが、オフライン型の場合は教室に足を運んで勉強することになるので、自動的に気分を切り替えられるというメリットがあります。
自宅だと誘惑が多かったりで、なかなか集中できないという人も多いかもしれませんが、そのような人はスクールに通うと学習効率がさらにアップするかもしれません。
プログラミングスクールで学べる内容
プログラミングスクールで学べる内容は、大きく以下の5つに分けられます。スクールによっては一部の種類にしか対応していない場合もあるので、自分の興味や志向性などを考慮した上でスクールを選ぶ必要があります。
- HTML / CSS / Javascript(Juery)
- PHP / Ruby
- モバイルアプリ開発( Swift / Java )
- AI / 機械学習の分野( Python )
- Unity
HTML / CSS / Javascript(Juery)
まず一つ目はHTML / CSS / Javascript(Juery)です。Webページの見た目を調整するための言語で、HTML / CSSに関しては、プログラミングを学ぶ際の初歩の言語になります(HTML / CSSは、厳密にはプログラミング言語ではなく、マークアップ言語といいます)。
まずはこれらの基礎を理解しておかないと先に進めないので、ほとんどのスクールが最初に扱う内容になっています。
PHP( Laravel )/ Ruby( Rails)
2つ目は PHP( Laravel ) / Ruby ( Rails)です。これらは主にWEBサービスを開発したい人向けの言語で、SIerなどのIT業界ではなく、エンドユーザーに直接サービスを提供するWEB業界で働きたい人に向いている言語です。
ちなみにPHPの「 Laravel 」、 Ruby「 Rails」は、それぞれ「フレームワーク」と呼ばれるもので、PHPやRubyでの開発をよりシンプルに行うための仕組みとなっています。こういったフレームワークのおかげで、より簡単にプログラミングができるようになっています。
モバイルアプリ開発( Swift / Java )
3つ目はモバイルアプリ開発用の言語です。具体的にはSwift や Javaという言語で、iphoneアプリの場合はSwift 、Andoroidアプリの場合はJavaという言語を使って開発を進めていきます。
ちなみにJavaに関しては、SIerなどのBtoBのIT業界の会社でも採用している所が多いため、こういった業界を希望している人にも向いています。
AI / 機械学習の分野( Python )
AI / 機械学習の分野で利用される「Python(パイソン)」という言語です。人工知能を使ったアプリの開発やデータスクレイピングなど、色々なことができる言語で、将来性も高いため人気があります。
Unity
最後の5つ目はUnityです。こちらはゲーム開発用エンジンで、3Dゲームなどの本格的なゲーム開発に利用するものです。
無料のプログラミングスクールのレベル感は?
ちなみにプログラミングスクールの中には「授業料が全額無料!」というスクールも中にはあったりしますが、基本的に「あまりおすすめしない」という意見が多いです。その理由は「無料で受講するためには、転職することが絶対条件になっているから」です。
無料で受講するために転職が条件の場合が多い
そもそも「なぜスクールに通うのにお金がかからないの?」と疑問に思う人も多いと思いますが、これはスクールがプログラミングスキルを身につけた受講生を、企業に紹介することによって利益を得ているからです。
具体的には就職する人の年収の約2~3割ほどが報酬になるといわれています。
一人生徒を紹介するだけで約60〜100万円前後の報酬がゲットできるわけですから、わざわざ受講生からお金をとる必要がありませんし、無料と設定しておくほうがより多くの人に訴求できるので、その方がよりスクールの利益も大きくなって合理的なわけです。
無料のスクールも一長一短
一方、受講生にとっては、そのスクール経由で転職しなければならなくなるので、転職先の候補は自然と限られてしまいますし、そのスクールで紹介している企業にいい企業がほとんどない可能性もあります。
最悪、しっかりとスキルを身につけたのに全然それが活かせない会社に転職することになったり、劣悪な環境のブラック企業に転職することになってすぐに退職となるケースもあるようなので、無料である事と引き換えに、とてもリスクが大きい方法といえるわけです。
なお、スクールによっては、自分が学びたい言語やコースを自由に選べない場合もあるようなので注意しましょう。
プログラミングスクールの選び方|比較すべき5つのポイント
ここまでの内容を踏まえ、プログラミングスクールを選ぶ際のポイントや、比較すべき以下の5つのポイントについて整理していきます。
- 講師陣のレベル
- カリキュラムの内容
- エンジニアとしての転職実績
- 受講期間と料金
- 授業の形式
講師陣のレベル
まず一つ目は講師陣のレベルです。実務経験がほとんどない人やブランクがある人などを採用しているケースもあるようなので注意しましょう。
エンジニアとしての実務経験がしっかりある人や、現役でエンジニアとして仕事をしている人が講師を担当しているスクールを選ぶようにしてください。
なお、スクールの講師の募集ページなどを見ると募集条件などがわかるので、スクールを検討する際はそういったページの情報も参考にしてみてください。
例:CodeCAMPの講師募集要項
■内容:Java、HTML/CSS、JavaScript、PHP/MySQL、Bootstrapを使ったWEBサービス開発の指導
■カリキュラム:全て弊社で用意
■会場:自宅(契約やレッスンは全てオンラインです)
■指導方法:講義形式ではなく、各自学習を進めていただき、個別フォロー形式
公式サイト:https://codecamp.jp/
カリキュラムの内容
2つ目はカリキュラムの内容です。講義を受けて終わり、コードを写して終わり、というカリキュラムではなく、実践重視でしっかりとエンジニアとして開発力が身に付く内容になっているか確認しましょう。
とはいえ、これからプログラミングを学ぶ初心者の場合、何が実践的なのか判断できないと思いますので、卒業生のカリキュラムに対する感想や評判で判断するといいと思います。
カリキュラムを高評価している人や、実際にエンジニアになって満足に仕事ができている人が多ければ多いほど、しっかりとした体制・カリキュラムだと判断できます。
【関連サイト1:TECH::CAMPの卒業生ストーリー】
「海外ノマドになりたい」「30代で出産もしたい」夢を叶えるためゼロからスキルを身につけた女性エンジニアの転職ストーリー | TECH::NOTE
【関連サイト2:TechAcademy [テックアカデミー]】
TechAcademy [テックアカデミー]| オンラインのプログラミングスクールblog
エンジニアとしての転職実績
上のカリキュラムの内容にも関連しますが、卒業後どれくらいの人が実際にエンジニアになっているかにも注意してください。
エンジニアへの就職・転職率など、表面上の数字だけではなく、Twitterなどを使って、しっかりと受講した人の意見をチェックすることが大事です。
https://twitter.com/engineer346/status/1159891937102462976
上述したように、就職することはできたものの、学んだ内容と全然関係ない職場に転職するケースもあるようなのでくれぐれも注意してください。
ていうかね、絶対プログラミングスクールの同期のみんなツイッターにいると思うんだよね。笑
7月でスクーリング終わってみんなそれぞれ戦ってると思うんですが、みんな今どうなの?就活順調?
極一部の特定の人としか連絡取ってないけどみんな元気にしてるといいなあ— まる@未経験エンジニア転職活動中 (@maru_201905) August 6, 2019
【ご報告】
未経験からDMMにエンジニアとして転職しました🙌無事TECH::EXPERTを卒業して転職することができ、今現在すでに働いてます👨💻
いいスクールと仲間に出会えてほんとによかったです😭これでスタートラインに立てたので、ここからまたがんばります!!https://t.co/s04VBDooWM
— 金子幸三郎@都会の速度で地方を駆ける (@Kosaburo_Kaneko) August 6, 2018
私も事務職からTechAcademyを受講しエンジニアとして弊社に入社しました!本気で転職を考えている人におすすめです。
Web制作者を目指す!TechAcademyのオンラインコースまとめ! – オンスタ | オンラインで学習するための近道になるサイト https://t.co/YqHIjpHX0j#未経験からエンジニア
— オンスタ@オンライン学習の後押しをするメディアサイト (@online_study_jp) July 4, 2019
受講期間と料金
受講期間と料金についてもしっかりと確認しましょう。プログラミングスクールは受講料50万円など、基本的に高額なスクールが多いので、じっくりと自分のペースでカリキュラムを消化できるところがいいと思います。
学生など、比較的まとまった時間を取りやすい人なら話は別ですが、そうでない場合は、仕事が終わった後の時間をつかって課題に取り組むことになるので、あまりにも短期間のコースだと消化不良で終わってしまう可能性もあります。
高いお金を払っても、それが自分に身につかなければまったく意味がないので注意しましょう。
授業の形式
授業の形式も参考にしましょう。大きく「講義型」と「自習型」の2つに分けられますが、基本的には自分で手を動かさないと身にならないので「自習型」で、なおかつすぐに質問できるような環境のスクールが理想的だと思います。
人気のプログラミングスクールおすすめ7選
最後に人気のプログラミングスクール7つの特徴を、7つのポイントに沿って紹介していきます。スクールを選ぶ際の参考にしてみてください。
CodeCamp
- カリキュラムが幅広い
- 無料体験ができる
学べる言語 | HTML/CSS、JavaScript、Bootstrap、Swift、Android、PHP、MySQL、Ruby、Ruby on Rails、Java、Wordpress |
受講形式 | オンライン |
受講場所 | 自宅など |
料金/期間 |
|
転職/就職実績 | 記載なし |
講師陣 | 通過率10%の厳しい採用試験を通過した、技術力と教育力を兼ね備えた現役エンジニア講師がマンツーマンで指導 |
運営会社 | コードキャンプ株式会社 |
公式HP | https://codecamp.jp/ |
Tech Academy
学べる言語 | HTML/CSS、JavaScript、Bootstrap、Swift、Android、PHP/Laravel、MySQL、Ruby、Ruby on Rails、Java、Unity、Python、Scala、Node.js、Google Apps Script、Scratch、Wordpress |
受講形式 | オンライン |
受講場所 | 自宅など |
料金/期間 |
Ruby・PHP Laravelコースの場合: |
転職/就職実績 | 記載なし ※転職保証コース終了後、6ヶ月経っても転職が決まらない場合、受講料を全額返金 |
講師陣 | 現役のプロ |
運営会社 | キラメックス株式会社 |
公式サイト | https://techacademy.jp/ |
TECH::CAMP
・5000回以上改善を重ねた教材
・7日間の短期集中コースなどもあり
学べる言語 | Ruby / Python / HTML / CSS / JavaScript など |
受講形式 | オンライン と オフラインの両方 |
受講場所 | 東京・名古屋・大阪の教室と自宅 |
料金/期間 | 3ヵ月 17万7,600円 |
転職/就職実績 | 『TECH::EXPERT』の方が、転職先紹介込みのエンジニアスクールになっている。 公式HP:https://tech-camp.in/expert |
講師陣 | 技術試験とホスピタリティ試験に合格したメンター |
運営会社 | 株式会社div |
公式HP | https://tech-camp.in/ |
侍エンジニア塾
- 専属講師によるマンツーマンレッスン
- 無料体験レッスン
学べる言語 | Ruby / PHP / Python / Java / WordPress / HTML / CSS / JavaScriptなど |
受講形式 | オンライン と オフラインの両方 |
受講場所 | スクール or 自宅 |
料金/期間 | 1ヵ月コースの場合: 16万8000円(学生の場合は15万1200円)6ヵ月コースの場合: 69万8000円(学生の場合は55万8400円) |
転職/就職実績 | 記載なし |
講師陣 | 現役のエンジニア |
運営会社 | 株式会社侍 |
公式HP | https://www.sejuku.net/ |
DMM WEBCANP
・11時〜22時まで自分の好きな時間に通うことができる
・チーム開発の経験ができる
学べる言語 | HTML / CSS / JS / jQuery / Ruby / Rails など |
受講形式 | オンライン or オフライン |
受講場所 | 自宅 or 渋谷・難波 |
料金/期間 | 分割払いの場合:26,000円 / 月 〜(税別) 一括払いの場合:628,000円 (税別)※期間は3ヵ月 |
転職/就職実績 | 全額返金保証制度あり |
講師陣 | 記載なし |
運営会社 | 株式会社インフラトップ |
公式HP | https://web-camp.io/pro/ |
デジタルハリウッド
・講座ごとにじっくり学習できる
・WEBアプリ講座(HTML / CSS / JS / PHP)は特に値段が安い
学べる言語 | HTML / CSS / JS / PHP |
受講形式 | オンライン |
受講場所 | 自宅など |
料金/期間 | WEBアプリ講座 95,040円税込(全3ヵ月) |
転職/就職実績 | 記載なし デジタルハリウッド (専門スクール)の場合: https://school.dhw.co.jp/support/【参考】 |
講師陣 | 記載あり(https://school.dhw.co.jp/course/da/teacher/) |
運営会社 | デジタルハリウッド株式会社 【デジタルハリウッド STUDIO by LIG】 |
公式HP | https://school.dhw.co.jp/ |
ポテパンキャンプ
・転職成功で全額キャッシュバック(料金もリーズナブル)してもらえる
・SES求人をあつかっていない(より魅力的な労働環境の案件が多い)
学べる言語 | HTML,CSS,JavaScript,Ruby,Ruby on Rails など |
受講形式 | オンライン |
受講場所 | 自宅など |
料金/期間 | 10万円(2ヵ月)〜 |
転職/就職実績 | 転職成功で全額キャッシュバック |
講師陣 | 現役エンジニア |
運営会社 | 株式会社ポテパン |
公式HP | https://camp.potepan.com/ |
迷ったらまずは説明会へ参加
どのスクールにしようか迷ったら、説明会に参加して話を聞いてみましょう。どのスクールも無料で対応してくれますし、実際に足を運んでみて感じることもあるはずです。
まとめ
スクールそれぞれで特徴や値段が大きく異なるので、しっかりとリサーチした上でどこに通うか決めるようにしましょう。
迷った際は、説明会に参加してみて感じた印象や、実際に受講した人の感想・評判を特に参考にしてみるといいと思います。実際にエンジニアとしてどんな会社で働き、満足度はどうなのかチェックしてみてください。