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転職エージェントとは?仕組みや利用のメリットと失敗しない転職エージェントの見極め方

転職エージェント

転職エージェントとは、求職者と採用活動を行っている企業とのマッチングを図る人材紹介サービスのことです。

一般的に、求職者側はインターネット上などから登録することで、求人情報を検索したり、専属のアドバイザーからの支援が受けられたりするようになります。

転職エージェントの主な特徴は下記の通りです。

  1. プロの視点から、転職先企業の目利きをしてくれる
  2. 転職活動のサポートをしてくれる(提出書類の添削、面接の練習、スケジュール調整や給与交渉など)
  3. 業界・業種についての情報を提供してくれる
  4. 転職者は無料で利用できる

専属アドバイザーが、プロの視点から転職先企業の目利きをしてくれるので、一人で転職活動を進めるよりも安心で、ミスマッチのリスクも減ります。

また、転職活動は書類の準備や面接、スケジュール調整など、やらなくてはならないことが多くため、忙しくなりがちです。これらのことをサポートしてくれるという点も、非常にメリットだといえます。

転職エージェントのアドバイザーは、こちらが希望する業種や業界の知識を持っているため、自分一人で調べているだけでは手に入らない情報を手に入れて、転職活動を有利に進められる可能性もあります。

さらに、転職エージェントは企業からの紹介料を収入としており、求職者側は無料で利用できることもうれしい点です。

転職活動をする際に、転職エージェントを利用する人は多いですが、転職エージェントを利用することでどのようなメリットがあるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

また、「そもそも転職エージェントとは何?」という概要を詳しく知りたい人もいると思います。

この記事でお伝えすること
  1. 初めて使うなら絶対におすすめの転職エージェント9選
  2. 転職エージェントの賢い選び方
  3. 転職エージェントの仕組みやサービス概要
  4. 転職エージェントのメリット・デメリット
  5. 利用する流れや注意点

を、詳しく解説していきます。この記事を読み終えることで、転職エージェントのことを理解でき、転職時の準備をスムーズに進められるようになるでしょう。

 

転職エージェントの活用をおすすめする人の特徴

転職エージェントを使うべき人

転職エージェントの利用は、メリットも多いのでおすすめできますが、万人向けというわけではありません。

人によっては、転職活動に対して不利に働いてしまう場合もあるため、自身が転職エージェントの利用に適しているかどうかを検討したほうがよいでしょう。

転職エージェントの利用がおすすめできる人は、下記のような人です。

  1. 転職の意志が固まっており意欲もあるが、忙しくて自分一人では転職活動を進められない人
  2. 自分のキャリアを冷静に見つめ、自分で転職を決断できた人
  3. 自分に適した企業がわからない人
  4. 初めての転職で不安な人
  5. どうせ転職するなら高ポジション、高年収で仕事をしたい人
会長
会長
転職について自分の意志で判断する自信がなく、エージェントに頼りたいと考える人も多いかもしれません。しかし、そのような場合にはリスクが発生することも押さえておきましょう。転職エージェントは、企業への就職が決まることで評価されます。

そのため、エージェントやアドバイザーによっては、必要のない転職を勧めてきたり、求職者側がキャリアダウンしてしまうような就職先をごり押しされたりする可能性があります。

したがって、自分自身できちんと判断して、意志決定することを前提として利用すべきです

 

厳選!20〜30代の転職世代におすすめの転職エージェント10選

20代〜30代転職エージェント

まずは、20〜30代におすすめの転職エージェントを9つ紹介します。平成28年度に厚生労働省、職業安定局の統計によれば、民間の職業紹介事業(いわゆる転職エージェント)を行う企業は20,406事業所だったそうです。

5 民営職業紹介事業所数・・・ 20,406事業所 (対前年度比 4.9%増)
(1)有料職業紹介事業所数 19,355事業所(同 4.9%増)
(2)無料職業紹介事業所数 1,051事業所(同 5.5%増)
引用元:厚生労働省|平成28年度職業紹介事業報告書の集計結果

会長
会長
日本国内にこれだけ転職エージェントがあるのも驚きですが、なにより面白いのが、毎年約1,300万件もの新規参入があるにもかかわらず、職業紹介事業社自体は1000ちょっとしか増えていないという事実。
平成28年 5 民営職業紹介事業所数・・・ 20,406事業所
平成27年 5 民営職業紹介事業所数・・・ 19,453事業所
平成26年 5 民営職業紹介事業所数・・・ 18,805事業所

参考:厚生労働省|職業紹介事業の事業報告の集計結果について

会長
会長
笑いますよね。ただ、1,000も増えていると言えなくないので、こんなにある中からぴったりのエージェントにであるのは至難の業です。

そこで、はじめて転職するなら、絶対に外さない転職エージェントを厳選しました。それぞれのエージェントの特徴を押さえ、自分に合ったエージェントを見つけるために利用してください。

エージェント名 案件数 どんな人向けか 特徴
マイナビエージェント 38,320件 ・志望先の業界や職種がある程度決まっている人
・高待遇の案件を探している人
・非公開求人が多い
・充実したキャリアカウンセリング
・入社後のアフターフォローもあり
BIZREACH 117,000件 ・高いキャリアを持っている人
・高年収での転職を目指したい人
・案件数が多い
・ハイクラスの求人が充実
・登録ヘッドハンター数が3,700人以上
リクルートエージェント 20万件以上 ・選考の対策を念入りに行いたい人
・自分に合う企業を積極的に紹介してもらいたい人
・案件数が多い
・サポート体制が充実している
・転職支援実績が高い
doda 10万件以上 ・自分に合った仕事が分からない人
・視野を広げて転職活動の選択肢を増やしたい人
・案件数が多い
・全国各地でキャリアカウンセリングが受けられる
パソナキャリア 40,179件 ・他のエージェントにない案件を探したい人
・転職成功のノウハウを身につけたい人
・業界ごとの専任キャリアアドバイザーが在籍
・転職ノウハウが蓄積されている
JACリクルートメント 3,136件 ・少ない選択肢から選びたい人
・ハイクラスの転職を求める人
・外資系や成長企業に強い
・充実したサポート体制
ハタラクティブ 非公開 ・20代専門の転職エージェント
・既卒・フリーターでも高待遇の案件を探している人
・キャリアアドバイザーが多数在籍
・LINEビデオ面談の実施
CAREER CARVER 56,205件 ・ハイクラスで転職したい人
・企業からの提案を受けて転職先を決めたい人
・ハイクラスの案件が多い
・企業からのスカウトが積極的
Spring転職エージェント 17,420件 ・ミスマッチを極力減らしたい人
・専門分野で転職したい人
・外資系企業や海外勤務を目指す人
・両手型のサービス
・専門分野に精通したコンサルタントが多い
・海外企業に強い

 

会長
会長
これらの転職エージェントは、インターネット上の評判がよいこと、高い転職実績を持っていること、サポート体制が整っていること、求人案件数が多いこと、そして何により実際に登録して、自分が使ってみてよかったかを基準に選出しています。

CAREER CARVER(キャリアカーバー):自分に合うヘッドハンターに会える

キャリアカーバー

公式サイト:https://careercarver.jp/

CAREER CARVER』は、リクルートが展開するハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サービスという見せ方をしています。高年収を目指す人やエグゼクティブとして活躍していきたい人に、特化したサービスが受けられることが特徴ですね。

会長
会長
キャリアカーバーはヘッドハンターと面談して、スキルや経験、転職の目的や条件などについて話し、匿名のレジュメを作成・公開するというスタンスに加えて、これに登録しておけば、一気に多くの転職エージェントのアドバイザーに会えます

 

キャリアカーバーの管理画面キャリアカーバーの管理画面

 

会長
会長
上の図はキャリアカーバーの管理画面ですが、こんな感じになっていて、一球入魂スカウトなるものもたまに届きます。

その後、レジュメに興味を持った企業がヘッドハンターにスカウトの連絡をして、そこから選考がスタートしていくという流れになります。ヘッドハンターは、応募企業と求職者の仲介者という立場なので、入社後もサポートを受けることが可能です。

会長
会長
転職エージェントのアドバイザーに一気に会えるというのは、キャリアカーバーは一種の『求人を集めるハコ』のような役割をしており、そこに転職エージェントのアドバイザーが多く集まっているイメージですかね。下の図がメッセージ画面なのですが、こんな感じでリクルート以外のエージェントから一気に連絡がくるので、他に登録しなくても良いと言う点では気に入ってます

※個人名と顔写真が出てしまっていたので黒塗りにしてます。

優良なヘッドハンターに担当してもらい、キャリアについて相談に乗ってもらいながら、転職活動を進められる点がメリットといえます。

  • これまでの経験やスキルに興味を持ってくれる企業と、幅広くコンタクトを取りながら転職活動をしたい人
  • 転職を通じてキャリアアップしていきたい人
  • 年収800万円を超えるような高年収の求人案件に挑戦したい人
  • エグゼクティブとしてさらにキャリアアップしていきたい人
キャリアカーバー

公式サイト:https://careercarver.jp/

マイナビエージェント:初めての転職なら安心のサポート

マイナビエージェント

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/

会長
会長
初めて使った転職エージェントがこの『マイナビエージェント』でした。代表的な大手エージェントで、幅広い業種・業界への転職をサポートしていますが、特に営業職やIT分野への転職を得意としています。もともと毎日新聞の関連会社としてスタートした企業で、IT系情報誌のパイオニアとして活躍してきた背景があります。

そのため、IT業界との強いパイプや情報があることが特徴です。求人案件の80%は非公開求人とされているため、これらの中から好条件の求人案件を紹介される可能性もあります。

さらに、マイナビエージェントは、転職初心者へのサポートにも力を入れています。転職活動の進め方や応募企業の選び方など、転職活動の基礎からアドバイスをもらったり、相談したりすることが可能です。

加えて、マイナビエージェントには、未経験者歓迎や第二新卒歓迎の求人案件も豊富にあり、大手だけでなく中小企業の求人案件も充実しています。手厚いサポートを受けつつ、幅広い選択肢の中から転職先を選んでいけることが魅力いえます。

会長
会長
もう一点お勧めしたいのが『マイナビエージェント』の紹介に対するスタンスですね。リクルートなんかは『転職することをゴールに見据えている』ので、入りたい企業に、できるだけ好条件で入社できるかに力を使ってくれます。

反対に、マイナビエージェントは『企業に転職した後の定着率』に重きをおいています。せっかく転職して入った企業なので、求職者が長く続けられるかをみていると言うわけですね。どっちがよいかは好みですが、私はその仕事の姿勢というか、紹介して終わりではなく、その先を見据えているのがよかったです。

24歳で初めて転職する時、何かと不安が大きかったところを、いろいろ親身になって相談に乗ってくれたので、ここは一押しですね。

マイナビエージェントは、下記のような人におすすめです。

  • 初めて転職活動をする人
  • 転職エージェント選びに悩んでいる人
  • 手厚いサポートが受けたい人
  • 幅広い業種・業界への転職が選択肢にある人

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/

マイナビエージェントウーマン

マイナビエージェントウーマン

転職者に寄り添った親身なサポートと、高いマッチング力に定評がある転職エージェントです。特に20代から高い評価を得ており、楽天リサーチの調査で「20代から信頼されている転職エージェントNo.1」に輝いています。

女性に人気の高い事務職への転職は、IT業界と同等かそれ以上の競争倍率になります。事務という職業上、スキルを求めにくい業態のため、『事務系に特化した転職エージェント』を選ぶことで、どのような要素があれば転職をしやすくなるのかを相談してみましょう。

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/womanwill/

ハタラクティブ|20代特化型の転職エージェント

ハタラクティブ

ハタラクティブ、は20代・フリーター、未経験からの転職・就職支援に力を入れている転職エージェントです。未経験職種への転職や正社員就職をメインにしているため、営業職や事務職系の求人比率は多いですが、マーケティング職やデザイナー職なども幅広く扱っています。

求職者一人ひとりに対して長い時間をかけ、丁寧なサポートをしてくれると高く評価されています。ただし、首都圏を中心に展開しているエージェントであるため、首都圏以外の地方の案件数はとても少ないという特徴があります。

また、アドバイザーによってスキルに差があり、専門性に欠けるアドバイザーに当たってしまう可能性がある点は要注意でしょう。

  • 首都圏を中心に転職活動を進めたい人
  • 独自の情報や深いコネクションを頼りに安心して転職活動を進めたい人
  • 丁寧なサポートを受けたい人

公式サイト:https://hataractive.jp/

UZUZ|第二新卒専門転職エージェント

UZUZ

『UZUZ』は、第二新卒向けの転職エージェント。女性のキャリアアドバイザーが豊富に在籍していますので、「結婚して転職を考えている」「育児休暇を取りやすい会社に転職したい」など、女性特有の悩みや希望によりそったサポートに定評があります。

特に女性の転職は他の業種や業態を選ぶ場合に比べて、年齢や前職での実績、長く働いてくれるのかが重要なポイントになります。

年齢の部分の比重は大きく、採用率に直結しますので、年代別の転職に特化した転職エージェントに相談するようにしましょう。

公式サイト:https://daini2.co.jp/

BIZREACH(ビスリーチ):自分のキャリアに自信がある人向け

ビズリーチ

ビズリーチの特徴を一言でいうと、「ハイクラスの求人を扱っているサービス」です。おすすめの転職エージェントとして紹介しているものの、実は転職エージェントや転職サイトとは異なる、独自のサービスを展開しています。

求人案件を持った企業の人事担当者やヘッドハンターから、直接スカウトを受けるという仕組みのサービスです。求職者側には有料会員と無料会員があり、サービスの機能をフルに使う場合には、有料会員になる必要があります。

会長
会長
最初は無料会員として登録して、サービスに納得したうえで有料会員に切り替えるというのもよいです。これまでのキャリアに自信があるスペシャリストやジェネラリストの方は、利用してみるとよいでしょう。
  • これまでのキャリアに自信がある方
  • 管理職や専門職の経験がある方
  • マネジメントスキルに自信がある方
  • グローバルに活躍したい方
  • 語学力に自信がある方
  • 現在年収500万円以上であるが、さらにキャリアアップしたいという方

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

リクルートエージェント:求人案件数が業界No.1

リクルートエージェント

リクルートエージェントは転職業界最大手で、求人案件数も業界No.1であるとされています。アドバイザーは片手型で、CAが手厚いサポートをしてくれますし、アドバイザーにアシスタントがつくなど、組織としてのサポート体制も整っているので安心できます。

ただし案件数が多いため、自分が納得できる案件に絞り込んでいくという意識も必要です。アドバイザーは、就職をゴールとしてサポートするので、採用される可能性が高い企業や、場合によっては求職者側が妥協しなければならない案件を勧めてくることも多いです。

納得できない案件については、どういった点が納得できないのか、どのような部分に不安があるのか、妥協できる点と絶対に譲れない点などを具体的に伝えて、アドバイザーと上手に連携していくことが転職成功の鍵になります。

  • 業種・業界を幅広く視野に入れて転職活動をしたい人
  • 大手〜中堅企業に就職したい人

公式サイト:https://www.r-agent.com/

doda:面談やカウンセリングが丁寧で評判が高い

doda

doda』は、業界トップクラスの求人案件数・登録者数を誇っており、転職エージェントの紹介・ランキングサイトなどでは、安定して上位で紹介されている人気のあるエージェントです。

運営しているパーソナルキャリアは、20年以上に渡って人材紹介サービスを展開している老舗で、その中で培ってきた求人企業とのつながりやノウハウに強みがあるといえるでしょう。

求人案件の80%以上が非公開案件となっているため、これらの中から好条件な案件が紹介される可能性があります。アドバイザーは片手型で、CAは業界・職種別に仕分けされています。自分の志望業界に強いアドバイザーからサポートを受けられるのはメリットといえるでしょう。

また、サービス登録後の面談やカウンセリングも、丁寧であるという評判が多いです。エグゼクティブやバイリンガル、ファッション業界専門のアドバイザーもいるので、必要に応じて利用するとよいでしょう。

  • 業種・業界を幅広く視野に入れて転職活動したい人
  • 20代後半〜30代前半の人
  • 丁寧な面談やカウンセリングを受け、安心して転職活動を進めたい人
  • 転職活動のスケジュール管理に不安がある人
  • 転職志望業界について一定の予備知識がある人

公式サイト:https://doda.jp/

パソナキャリア:独自の求人案件が豊富

パソナキャリア

パソナキャリアは、質の高い独自求人案件が豊富な転職エージェントです。求人案件の約80%が非公開求人ですが、そのほとんどは好条件の案件と考えてよいでしょう。

また年収面で見ても、500万〜700万円、700万〜1,000万円、1,000万円以上の案件なども充実しているという特徴があるため、年収アップを目指す人におすすめのエージェントです。

サポートについては、転職ノウハウをまとめた小冊子「転職必勝ガイド」が提供され、応募書類の添削と模擬面接については、マンツーマンで指導が受けられます。

充実したサポートを受けたいと考えている人にとっても、パソナキャリアはとてもおすすめできるエージェントです。

  • 求人案件の量・質をともに重視する人
  • 充実したサポートが受けたい人
  • 書類作成や面接に不安を抱えている人
  • 理系職種への転職を希望する女性
  • 長く安定した企業で働きたい人
  • 専門スキルを活かしたい人
  • 管理職経験者
  • 第二新卒での転職希望者

公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

JACリクルートメント:成長企業・外資系企業に強い

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、成長企業や外資系企業に特に強みがあり、キャリアに自信がある求職者におすすめの転職エージェントです。テレビCMなどで見かけることがなく、知らないという方も多いかもしれませんが、外資系や管理職、高年収案件に強みのあるエージェントです。

海外企業や外資系企業への転職をするには、英語のスキルが必須なことはもちろん、海外への転職に関するノウハウを持っている転職エージェントを活用、選択する必要があります。

人材紹介業系の企業では唯一、東証一部に上場している転職エージェントサービスを行なっている企業です。利用者一人ひとりに対して、きめ細やかなサポートをしてくれることもあり、JAC Recruitmentは高い満足度を誇っています。

もともとイギリス発祥で、アジア圏に広くグループ展開しています。そのため、特にアジア圏に拠点を置いている企業について、現地から直接企業情報や求人情報が得られるという強みがあります。

もちろん海外だけでなく、国内にも9拠点を置いているので、国内企業への転職もしっかりとカバーされています。非公開求人は60%以上あり、30代以上でキャリアを積んだ人の利用が多いという特徴があります。

  • 外資系企業への就職を希望する人
  • 海外勤務を希望する人
  • 管理職経験者
  • これまで自分の職種・業界でトップとして活躍してきた人
  • 語学力を活かしていきたい人

公式サイト:http://www.jac-recruitment.jp/

Spring転職エージェント:外資系企業・海外勤務求人に強い

スプリング転職エージェント

Spring転職エージェントを展開するアデコは、世界60カ国に拠点を持ち、人材業界で世界No.1のシェアを誇る企業です。2018年オリコン顧客満足度ランキングの転職エージェント部門では顧客満足度第1位に輝いているのも見所。

グローバルなネットワークに裏付けられた求人案件を多く持っており、求人情報を深く把握しているのでミスマッチが起こりにくく、面談を断られることがないといった点がメリットです。

会長
会長
転職エージェントによっては、転職市場価値が低いと判断された求職者には、面談で会うことを断られるケースもあります。しかし、Spring転職エージェントの場合には、面談で一度会ってから話を進めていくというスタンスです。

また、事業の組織体制を「管理部門系」「営業・マーケティング系」「IT・エンジニアリング系」「ライフサイエンス・メディカル系」と、専門職種ごとに分け、さらに各分野において産業別の専門チームで組織されているのも大きな特徴かと。

一方で、アドバイザーとのつながりが希薄で、特別に希望しない限りは手厚いサポートが受けにくいという特徴もあります。

  • 外資系企業への転職を検討している人
  • 海外勤務を希望している人
  • 就職先企業とのミスマッチを避けたい人
  • 手厚いサポートを特に必要としていない人

公式サイト:https://www.springjapan.com/

 

IT業界・金融など業界特化で選ぶおすすめの転職エージェント6選

自分が希望する業界への転職を考えている場合、どういった観点から相談先を選べばよいのかを紹介していきます。

Geekly|IT系企業への転職におすすめ

Geekly

Geekly』はIT業界に特化したエージェントで、 ポイントは担当者がIT業界出身であること。IT業界に特化した求人がある転職エージェントを選ぶのはもちろんですが、そのエージェントの担当者もIT業界出身であることが望ましいと言えます。

会長
会長
もともとキャリアアドバイザーの方がすごい!という噂や口コミは知っていたので、どんなもんなのかなと思って、Geeklyの面談に行ったのですが、出てきた方がキャリアコンサルタント資格(国家資格です)を持っている方でした。

初めて資格持ちのアドバイザーに会いましたが、やっぱりその辺のキャリアアドバイザーと比べると段違いの優秀さでした。アドバイザーの優秀さって、判断するのは難しいところがありますが、ただ求職者に合った案件を紹介するだけでは多分半人前で、

あなたの輝ける場所、経営者の考え、今後の未来など、その人が何回目の転職なのかで、企業の選び方を変えるべきで、あなたはこういった思考をお持ちだから、こんな会社の方が良いんじゃないですか?

と、提案された企業がドンピシャでした笑

公式サイト:https://www.geekly.co.jp/

レバテックキャリア|SE・エンジニアの転職におすすめ

レバテックキャリア

思うように転職活動ができないのが、エンジニア職についている方の特徴。SEで開発を担当している場合、一つの区切りが見えにくい状態にありますから、エンジニアの転職に特化した転職エージェントを活用すると、スムーズに転職できる可能性が高まります。

レバテックキャリア』は「ユーザーの市場価値を上げる」ことをミッションに掲げており、今までのスキルが評価されやすい環境の選定や、これから培っていくべきスキルの検討など、ユーザーの価値向上のためにしっかり向き合ってくます。

公式サイト:https://career.levtech.jp/

ジャスネットキャリア|経理・管理部門の転職におすすめ

ジャスネットキャリア

転職が成功しても円満に退職しなければ、今後もと居た会社が取引先になった場合などに困ることにもなりかねません。

ジャスネットキャリアは経理職の方が円満退職できるように、具体的にアドバイスをしてくれます。それにより、転職後も心おきなく働くことができるはずです。会計、税務、経理、財務に特化した転職エージェントで20年の運営実績を持ちます。豊富な業界経験を持つキャリアアドバイザーが多く、専門性を高めキャリアアップしたい方におすすめです。

公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/

ランスタッド|役員クラス・エグゼクティブの転職におすすめ

ランスタッド

これまでの経験や知識、実績で100%評価されますが、長年働いてきた方であればそのまま面談に望んでも問題ないでしょう。そのほかにも、管理職を目指す方だからこその悩みもあるでしょうから、エグゼクティブ採用に特化した転職エージェントを選びたいところですね。

人材サービス会社世界第1位のランスタッドは、日本にも拠点がある。強みはやはり外資・グローバル企業の求人を多く保有していることにあり、 マネージャークラス以上の年収1000万を越える求人の数は目を見張ります。

公式サイト:https://www.randstad.co.jp/

マスメディアン|広告業界への転職におすすめ

マスメディアン

広告業界は人気度が高く、転職が難しいと思っている人も多いでしょう。転職エージェントを利用すれば、ネットで調べるだけではわからない業界知識や、面接官の本音を教えてもらえます。

広告業界への転職に限りますが、利用者満足度が非常に高く、そのサポートの有用さが伺えます。幅広い業界に対応しており、大手企業のみならず、中小・ベンチャー企業への求人も多数揃えています。

転職活動中は面接や履歴書の対策、転職後は手厚いアフターフォローといったように、最初から最後まで転職者に寄り添ったサービスを受けたい方にはぴったりのエージェント。

公式サイト:https://www.massmedian.co.jp/

マイナビ会計士|会計士の転職におすすめ

マイナビ会計士

マイナビグループが運営する、公認会計士の転職に特化した転職エージェントです。全国の会計事務所はもちろん、税理士法人やコンサルティングファームへの転職に精通したキャリアアドバイザーがサポートをしてくれます。

会計士の転職は比較的ニッチな分野のため、個人で頑張って活動するよりも、転職エージェントの担当者から採用についてのアドバイスを受けておいたほうが、転職を有利に進められるでしょう。

公式サイト:https://cpa.mynavi.jp/

 

転職エージェントの仕組みと求職者に対する10の役割

端的に言えば転職エージェントとは、“転職者を企業に紹介し、実際に入社した際には企業から成功報酬を受け取る”という形で成り立つ、人材紹介会社です。

成功報酬を受け取るのは転職者を紹介した先の企業からなので、転職者側には料金が発生しません。

これだけで転職エージェントの仕組みはほぼ全て理解できたと言っても過言ではありませんが、より上手く転職エージェントを利用するために更に詳しくその仕組みについて見ていきましょう。

求職者にぴったりの求人案件を紹介してくれる

転職サイトを利用する場合には、絞り込み検索機能などを使って自分が希望する業界や業種、年収や勤務地などに合った求人を探していくことになります。自分のペースで気軽に色々な企業の求人を閲覧できるという点では転職サイトは優れていますが、その転職者のスキルや経歴に合った企業まで詳しく探すことはできません

転職エージェントを利用した場合には、アドバイザーとの面談を通して自分に合った企業、または自分の経歴やスキルを求めている企業をピンポイントに紹介してもらうことができます。

非公開の求人に応募できる手段のひとつ

転職エージェントには、企業が転職サイトに掲載できないような非公開求人も数多くあり、それによって求人数としてはエージェントの方が多くなります。

エージェントに登録し、サイトで閲覧できる求人だけを見ていると「求人サイトより少ないのでは?」と思うかもしれませんが、それは公開している求人が少ないだけで、キャリアアドバイザーとの面談を進めていくことで多くの求人を紹介してもらうことができます。

転職活動における諸手続きの代行

転職エージェントを利用する場合には、転職活動において意外と面倒な日程調整などの手続きを全て代行してもらえますが、転職サイトを利用する場合には全ての手続きを自分でする必要があります。

転職活動中の諸手続きが面倒だという人にとって転職エージェントは有り難い存在だと言えますね。

キャリアカウンセリング相談

そもそもなぜ転職をしたいのかとうことをヒヤリングしながら、あなたがこれからそういったキャリア形成をしていくのがベストなのかの相談に載ってくれます。場合によっては今の会社に残って頑張ると道も提示してくるでしょう。

履歴書・職務経歴書の添削

初めて転職する方によくあるのが履歴書や職務経歴書の受かる書き方を知らないと言う点です。面接をして内容を聞かれるとはいえ、誰が見てもあなたの経歴が伝わる、凄さを理解できるようにするにはちょっとしたコツが必要なので、そういったテクニックも教えてくれます。

提出書類や面接のアドバイスがもらえる

提出書類や面接のアドバイスがもらえる点も、転職エージェントのメリットの一つですが、アドバイスが志望業界・志望企業に適したものであるかどうかも重要なポイントです。

アドバイザーは、応募企業と求職者双方のニーズを満たそうと考えているため、「応募企業の求める人材」と「求職者の強み」を押さえた上で、アドバイスをしてくれます。特に、中小・特化型エージェントで志望業界や志望企業と強いコネクションがある場合は、ピンポイントでアドバイスしてもらえる可能性があります。

同じ職歴や経歴であったとしても、アピールの仕方で企業側の受け止め方は変わります。応募企業のことをよく知っているアドバイザーであれば、その点はとても安心できるはずです。

選考日程を調整してくれる

選考日程の調整は、転職活動を進めていくうえで負担になることが多いです。特に、在職中の転職活動となると、自分の空いている時間と企業側が都合の良い時間を合わせることは、至難の業です。

場合によっては、急な予定の変更なども発生する可能性があり、全て自分一人で対応することは困難です。在職中でなくとも、企業によっては面接日程の指定があったり都合の悪い日があったりと、調整が難しい場合があります

さらに、日程の調整は慎重に行わなければ、失敗して相手側に悪い印象を与えることになりかねません。このように、煩雑になりがちな選考日程の調整をエージェントが代行してくれるので、スケジュール管理がしやすいです。

給与交渉をしてくれる

転職サイトを利用して直接企業に応募した場合は、もちろん自分で年収UPの交渉も行わなければなりませんが、転職エージェントを利用した場合にはそれを代行してもらうことができます。

後述しますが、エージェントが企業から受け取る成功報酬は転職者の年収によって変わってきます。転職エージェントとしても転職者の年収を少しでも上げたいと思っていますから、転職者のことを企業に対して強く推してくれるのです。

また、給与交渉をすることは、難しいと感じる求職者も多いでしょう。実際に給与の交渉をしたい場合でも、「あまり給与のことを要求しすぎると、選考に不利になるのではないか」など、不安が生じることは多いものです。

転職エージェントを利用すれば、アドバイザーが給与交渉をしてくれるので安心できます。特に、その企業と強い信頼関係のあるエージェントであれば、アドバイザーの働きかけで給与交渉がうまくいく可能性は高いです。

もちろん、自分自身で給与交渉できるようになることも大切なことですが、アドバイザーが代行してくれるメリットは大きいです。

転職エージェントの利用料は求職者は完全無料

転職エージェントは完全無料で利用できます。これだけのサービスを受けて無料と言うのは若干胡散臭いと感じるかもしれませんが、転職エージェントは求人を出している企業サイドからお金をもらって運営をしています。

いくらもらっているかは、各転職エージェントで違いはありますが、概ね「転職者の前職の年収の30%〜40%」と言われています。

年収600万円だった場合:600万円 × 30% = 180万円

転職成功で1人180万円の報酬。だからこそ転職者には無料でサポートしてくれるというわけです。

職安法32条の3第2項で手数料を取ることが禁止されている

(手数料)
第三十二条の三  第三十条第一項の許可を受けた者(以下「有料職業紹介事業者」という。)は、次に掲げる場合を除き、職業紹介に関し、いかなる名義でも、実費その他の手数料又は報酬を受けてはならない。

○2  有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。
引用元:職業安定法第32条

つまり、そもそも転職エージェント会社の方は、企業からしかお金を取れないということになりますね。

紹介してくる企業の財務状況が良好であるとわかる

転職エージェントに紹介される企業は、基本的に財務状況が良好です。なぜなら、求人企業は転職エージェントに報酬を支払う仕組みになっているためです。

ハローワークや自社のホームページのみで求人を行えば、コストがかからないのに対し、転職エージェントを利用すると、採用者一人あたり100万〜200万円以上のコストが発生するとされています。

そのため、採用活動に予算を割けないような、財務状況がよくない企業は転職エージェントを利用できません。

転職エージェントで紹介される企業は、基本的にその時点での財務状況は良好なので、入社後に会社が傾いたり、経営悪化で給与が下がったりするリスクが低いといえます。

 

企業が転職エージェントを利用する理由

企業が転職エージェントを利用するメリットとしては、まず『応募の殺到を避け、エージェント側である程度人選をしてから紹介してもらえる』ということが言えます。

求人サイトなどに求人を掲載すると、その求人の人気にもよりますが多数の求職者が殺到し、選考にもかなりの時間がかかってしまうことも多いのです。

応募者の中には採用の可能性が限りなくゼロに近い人も含まれるわけですから、そのような人材もまとめて選考するとなるとかなりの無駄が生じてしまいます。

その点、転職エージェントを通しての応募だけであれば人数も少なく、またある程度エージェントの方で自社にマッチした人材を選別してから紹介してもらえるのです。

成功報酬型の転職エージェントと違い、転職サイトを利用する場合に企業は“求人掲載料”として一定の期間毎に料金を支払わなければなりません。

もちろん求人を掲載したとしても実際に応募があるかどうか、また求めている人材が応募してきてくれるかどうかは分かりませんし、もし採用がないまま期間が過ぎてしまえば転職サイトに支払った求人掲載料は無駄になってしまいます

転職サイトに求人を載せる際の掲載料を削減し、結果的に少ない料金で人材を確保できる』というのも企業が転職エージェントを利用するメリットなのです。

競合他社に採用状況を知られることはリスクになる

また、社内の極秘プロジェクトに関わる人材を探している時や、競合他社に自社の採用情報を漏らしたくない時には、エージェントに登録している限られた人にだけ紹介する、いわゆる“非公開求人”という形が役に立つこともあります。

非公開求人として、本当に必要な人材からの応募だけを狙うことができる』というのは企業にとって大きなメリットなのです。

企業は転職エージェントに支払う成功報酬ってどのくらい?

転職者を紹介してくれたエージェントに対して企業が支払う成功報酬は、転職者の年収の約3割が相場と言われています。つまり、紹介した転職者の年収が高ければ高い程転職エージェントにとっては利益になるということですね。

ただし、転職者が入社後短期間のうちに退職してしまった場合には、成功報酬の一部、もしくは全額をエージェントが返金するという取り決めがなされている場合がほとんどです。

なので、転職後のアフターケアに力を入れているエージェントも多いのです。でもよく考えると年収の3割ということは、年収が900万円の人が入社した場合、企業は300万円をエージェントに支払うということになります。

 

【比較】転職エージェントと転職サイトの違いと利用した場合のメリット・デメリット

転職エージェントと転職サイトの違い

転職エージェントと転職サイトの違いは何でしょうか?

最も大きな違いは、転職エージェントが「専属アドバイザーの支援を受けながら転職活動を進める」のに対し、転職サイトは「自分で情報を集めて自分で転職活動を進める」ということです。

より詳しい違いを見てみましょう。

メリット デメリット
転職エージェント ・専任アドバイザーの支援が無料で受けられる
・企業との交渉などを代行してくれる
・内定率が上がる
・客観的な視点を踏まえて転職活動ができる
・非公開求人にも応募できる可能性がある
・内定可能性が低いと判断された企業は紹介されない
・異業種への転職には向いていない
・登録基準が高く、支援してもらえない場合もある
・担当アドバイザーによって当たり外れがある
転職サイト ・気軽に利用しやすい
・幅広い企業に応募できる
・転職活動期間を短縮できる可能性がある
・24時間いつでも利用できる
・求人検索、書類作成、面接対策、企業との交渉など、必要なことは全て自力でしなくてはならない
・ミスマッチの発生率が高い

転職エージェントの代表的なメリットはアドバイザーによる無料のサポート

アドバイザーは、漠然と求人案件を紹介するわけではなく、求職者側と企業側双方のニーズを満たすための提案をします。そのため、自力で求人案件を探す場合よりは、内定率が上がる点もメリットです。

ほかにも、アドバイザーの客観的な視点を踏まえて転職活動ができ、一定の基準を満たした場合にしか紹介されない、非公開求人への応募が提案される可能性があることもメリットです。

内定可能性が低い求人案件は紹介されないデメリット

逆に、内定の可能性が低い求人案件は紹介されない、これまでの職歴や実績を踏まえたサポートになります。そのため、異業種への転職にはそれほど強くはありません。登録基準が厳しいエージェントでは、職歴・実績次第ではサポートしてもらえない可能性があることはデメリットです。

また、アドバイザーにもスキルの差や相性があるため、担当者によって転職活動の成否が左右される点も、デメリットといえます。

転職サイトを使う場合は自由度の高さがメリット

一方、転職サイトを使う場合は自由度の高さがメリットです。気軽に利用できますし、内定の可能性が低い企業の求人案件にも応募できます。

アドバイザーとのやり取りがない分、自分の努力次第で転職期間を短縮できる可能性もあります。逆にデメリットは、求人案件の検索から手続きまで、全て自分でやらなくてはならない点です。

転職活動は何かとやるべきことがあるため、大変だと感じる人は多いです。また、自分の視点のみで企業を選ぶので、ミスマッチの発生確率が上がる点もデメリットです。

実際、転職サイトの情報だけでは不十分と感じる人も多いようです。

成功報酬型には“ノルマ”あり|転職を急かされるデメリットはある

転職者がエージェントを利用するにあたって、一つ知っておかなければならないこと、それは転職エージェントに在籍するキャリアアドバイザーにはほとんどの場合“ノルマ”が課せられているということです。

成功報酬型ということは、仮にエージェントが転職者を企業に一人も紹介することができなければエージェント側の利益はゼロになってしまい、経営は困難になります。

だから、『〇人の転職者を企業に入社させてください』というノルマがキャリアアドバイザーには課されるということですね。そしてノルマがあるということが原因で、エージェントによっては無理に転職を勧めてきたり、採用の可能性が高い求人しか紹介してくれなかったりといった状況が生まれてきます。

ですから、転職者はエージェントの言葉を全て鵜呑みにせず、ある程度は自分でも企業や業界のことを知っておく必要があるのです。

転職エージェント担当者の質によって転職の有無が決まる

転職のプロ”であるはずのキャリアアドバイザーでも、必ず新人の時期があります。ですから、もし自分の担当になったアドバイザーが新人で経験も浅かった場合、自分のとって満足のいく転職先が見つからない場合もあるのです。

同じエージェントでも、担当者の力量によって自分の転職先が左右されることは少なくありませんから、少しでも担当者に不満がある場合にはすぐに担当変更をお願いしましょう。

エージェントによっては、“担当者変更専用のページ”がサイト内に用意されているものもあります。

転職エージェントだとチャレンジ応募はしづらい

エージェントは転職者を企業に入社させなければ収入が発生しない、ということは採用確率の低い求人に転職者を応募させようとはあまり考えないのがエージェントです。

もちろん、中には融通の利く対応をしてくれるアドバイザーもいますが、基本的には採用確率が高い求人から紹介することになります。ですから、「可能性は低いけど憧れの企業に応募してみたい」というようなチャレンジ応募はしづらいと考えてください。

どうしても応募したい企業があるのならその旨を担当者に相談するか、それでもダメならば転職サイト等の公開求人から応募する必要があります。

転職サイトは企業への直接応募が出来るのでそれはない

転職サイトを利用して企業に応募する場合には直接応募、つまり転職者が直接企業に応募することになりますが、転職エージェントを利用した場合には“エージェントが転職者を企業に紹介する”という形になります。

紹介するということは、転職者を企業に推薦すると言ってもよいですね。実際にエージェント経由で企業に応募する際には、推薦文をエージェントが作成してくれるので、より自分を強く売り込める場合が多いと言えるでしょう。

地方転職に対応しているエージェントは少ない

基本的に転職エージェントのサービスが展開されているのは大都市周辺の人口が多い地域に限られます。地方在住で大都市周辺の企業に転職したい場合などには、電話で面談を重ねてエージェントを利用するという方法もありますが、地方への転職を考えている場合にはエージェントを利用できる可能性は低いと考えましょう。

しつこく電話がくる可能性もある

エージェントにもノルマがあるというのは既にお話ししましたが、そのことが原因でしつこく電話をして転職を勧めてくるアドバイザーが少なからず存在します。

もちろん、転職意欲が強い人にとって担当者からの電話は苦にならないかもしれませんが、自分が求めている以上にしつこい電話がくる場合があるということも知っておきましょう。

転職の意思が低いと後回しにされる可能性がある

エージェントは実際に転職者を企業に入社させなければ無収入ですから、転職の意思が低い人を後回しにするのはある意味当たり前です。

「転職しようか迷っている」という悩みをアドバイザーに相談したい、と思うのは転職者にとって自然なことですが、あまりにも転職の意思が低いと思われないように注意して相談しなければならないこともあると考えておきましょう。

もちろん担当者によっては、そのような転職者の悩みを親身に聞いてキャリアプランを一緒に考えてくれる人もいますから、担当者が自分の悩みを中々聞いてくれず対応も後回しにされていると感じた場合には担当者を変えてもらうようにお願いしてみましょう。

 

転職エージェントの賢い選び方|知っておくべき6つの比較ポイント

転職エージェントのメリット

ここからは、転職エージェントを賢く利用する為の選び方についてを詳しくご紹介します。

特定の業界・企業との間にコネクションがあること

エージェントによっては、特定の業界や企業との間にコネクションを持っている場合があります。特に中小企業や業界特化型のエージェントの場合には、その可能性が高いです。特化している業界企業の経営者クラスと強い信頼関係を築いている場合は、以下のようなメリットがあります。

  • ミスマッチが防げる(企業側との信頼関係もあるため、確実に活躍できると判断された場合しか推薦されない)
  • 書類や面接などでいまいちな点があったとしても、フォローしてもらえる可能性がある

アドバイザーは、企業にマッチすると判断した人を企業に推薦します。そのため、仮に書類や面接などでいまいちな点があったとしても、アドバイザーから見てその求職者が企業にマッチしていると判断されれば、フォローしてもらえる可能性が高いです。

求人情報や企業のHPを見るだけでもある程度の情報を仕入れることはできますが、その企業の社風や具体的にどのような人材を求めているかなどの詳しい内情までを知ることはできません。

転職エージェントは企業の人事部と繋がりを持っており、また業界の動向にも詳しいので転職者が本当に必要としている生きた情報を教えてくれます。

会長
会長
実際に転職エージェントとの面談に行った際の話ですが、誰しも自分の働いている業界のことは詳しくなるものです。当然、その業界で権威のある方というのがいますよね。DeNAの難場さんだったり、楽天の三木谷さんだったり、SHOWROOMの前田さんだったり・・・。

あるエージェントに面談に行った際、私のいる業界では知らない方がおかしい、実質トップの方と10年来の友人という方が出てきました。(創業期の苦労を知っていたので、こんなことがあったんだという雑談で終わってしまいましたが笑)

そういうことも実際にあるので、企業とのパイプだったり、経営者と繋がりのある転職エージェントは存外貴重な存在なんだとしみじみ感じました。

社員・アドバイザー自身の経験や転職先の業界・業種に詳しいこと

会長
会長

転職エージェント選びでもっとも大切なことは、利用するエージェントの専門性が高いことです。専門性を図る要素はいくつかありますが、ひとつポイントとなるのはアドバイザーの経験値と、転職したい業界や職種に精通しているかどうかいえます。

前段ではたまたま経営者クラスの人間が出てきましたが、多くの場合は担当者レベルですから、その担当者がデキる人間かどうかはかなり重要な比較ポイントです。

ただ、転職エージェントは転職サイトと違って、アドバイザーとなる担当者から希望の転職先を見つけてもらうものですので、自分よりはるかに業界について詳しいはずです。

つまり、業界や職種についてよく知らないのに見当違いな求人を紹介されてしまうと、いつまでたっても内定に至らないといったことが考えられます。

このように、アドバイザーの力量によって今後のキャリアが左右さるかもしれないことを考えると、専門性の高いエージェントが多くいるであろうサービスを選ぶのがもっとも重要なポイントの1つだといえますね。

転職エージェントのあり方|何を重視しているかも選ぶポイント

転職エージェントに求めるサービス内容は人によって違うとは思いますが、例えば・・・

  • 履歴書の添削時に細かく見てくれる
  • 職務経歴書の良い書き方を教えてくれる
  • 業界知識について質問したらなんでも返してくれる
  • 転職の最適な時期を調整してくれる
  • こまめに連絡をくれる
  • 求人紹介数が多い など

また、入社後のトラブルや、その後のアフターフォローの体制が整っているかも大事な要素になるでしょう。

例えば就職や転職系の最大手企業には「リクナビ」や「マイナビ」「エンジャパン」といった名前が上がりますが、実は両者は採用に対する重みが若干違います。例えばリクルートエージェントなどを運営する「リクルート」は、「採用に至るまでにあらゆる力を尽くす」という風習があります。

反対に、『マイナビエージェント』の運営をしている株式会社マイナビ、「エン転職」などを運営するエン・ジャパン株式会社は、「採用された後の定着率」に重きを置いています。

何れにしても、求職者は無料でサービスを受けられるため、使い倒すぐらいの気持ちで利用して、もし担当者との温度感に差があれば、また違う転職エージェントを利用するというのも、考え方によってはありだとは思います。

面談で自分の価値を客観的に発見してくれること

転職エージェントはただ求人を紹介してくれるだけではなく、求職者としての自分にどのような価値があるのか、面談を通して客観的に分析してくれます。自分の経歴や実績を基に、自分でも気づいていなかったスキルに気づけるというケースは非常に多く、これは転職エージェントを利用する上で大きなメリットだと言えます。

面接や書類選考の対策やアドバイスがもらえるか

特に初めて転職活動をする人にとっては、書類の書き方や面接での立ち居振る舞いに自信がない、といった不安や悩みが付き物です。

転職エージェントを利用すると、これらの不安を解消してくれる模擬面接や書類添削をそれぞれの企業の特徴を踏まえて行ってくれます。「この企業は○○な人材を求めている」といった情報を踏まえて面接対策までしておけば、自信を持って面接に臨めること間違いなしです。

転職エージェントのモデル|片手方か両手方か

転職エージェントの選び方

転職エージェントと一言でいっても、エージェントごとにさまざまな特徴があります。

ここでは、転職エージェントを大まかに3種類に分け、それぞれの特徴を押さえていくことにします。特徴を押さえて、自分に合ったエージェントを選ぶのに役立ててください。

メリット デメリット アドバイザーのスタイル
大手エージェント ・扱っている求人案件が多い ・次々と数を打つように求人案件が紹介される
・1件1件の求人案件に時間をかけて対応できない場合がある
片手型が多い傾向
中小エージェント ・1件1件の求人案件に対し、丁寧に対応してくれる
・採用企業側のことをよく知っているケースが多い
・紹介される求人案件が少ない 両手型が多い傾向
中小特化型エージェント ・業界・職種・専門性などに特化しており、手厚いサービスが提供される
・特定企業の経営層との人脈が強い場合がある
・紹介される求人案件が少ない
・エージェントが強みを持っている業界と転職者の志望業界がずれている場合、求人を紹介してもらえない可能性がある
両手型が多い傾向

なお、アドバイザーのスタイルとして、「片手型」「両手型」の2種類があります。

片手型とは

一人のアドバイザーが求人企業・求職者のどちらか一方のみと関わるスタイルです片手型のメリットは、分業化されることで、求人案件が多くなり手厚いサービスを受けられる点が挙げられます。デメリットは、求人企業と求職者との間で情報伝達の食い違いが生じる可能性があることです。

両手型とは

一人のアドバイザーが企業・求職者双方を担当しますが、求人企業・求職者双方の移行が正確に伝わりやすいことがメリットです。ただし、両手型のアドバイザーは多忙なために日程調整がしにくかったり、片手型のエージェントに比べて、求人案件数も少なくなりがちです。

以上のことを踏まえたうえで、エージェントごとの特徴を詳しく見ていきたいと思います。

大手エージェントを選ぶ場合

大手エージェントは規模が大きく、あらゆる業界・業種を扱っている総合デパート型のエージェントです。求人案件数が多く、アドバイザーも片手型が多い傾向なので、手厚いサービスを受けられます。また、大手企業や上場企業の中には、「大手エージェントにしか求人を依頼しない」という企業も存在します。

さらに、扱う業種・業界が多岐に渡っているので、キャリアについて幅広い提案が受けられる可能性もあります。特に、大手企業や上場企業も志望するという人は、確実に登録しておいたほうがよいでしょう。

中小規模のエージェントを選ぶ場合

中小エージェントは大手ほど規模が大きくなく、扱っている業界・業種も大手よりは狭まる傾向があります。ただし、一つひとつの案件については、大手以上に深い知識を持っていることが多いです。

中小エージェントのアドバイザーは片手型が多いですが、一人のアドバイザーが求人企業・求職者双方と直接やり取りしながらマッチングを図るので、ミスマッチのリスクが低くて安心できます。ただし、アドバイザーによる当たり外れはありそうです。

中小特化型エージェントを選ぶ場合

中小特化型エージェントは、「IT業界に強い」「アパレル業界専門」など、特定の業界や業種に特化しているエージェントです。求人案件数は大手に比べて少ないものの、特定業界や業種について強いコネクションや深い知識を持っているのが強みといえます。

また、アドバイザーは片手型の場合が多いので、エージェントの持つコネクションや知識を、フル活用した転職活動が実現されやすいです。

ただし、全ての中小特化型エージェントが、強いコネクションや知識を持っているという保証はありません。そのため、利用する前にエージェントの口コミなどをチェックしたり、実際に利用したことがある知人がいれば、感想を聞いてみたりするとよいでしょう。

 

転職エージェントを利用する際の3つの注意点

転職エージェント利用の注意点

転職活動を有利に進めるのに役立つ転職エージェントですが、注意すべき点もあります。

  1. 転職エージェントの利用で100%良い転職が叶うわけではない
  2. 転職エージェントのごり押しには要注意
  3. 利用する転職エージェントは慎重に選ぶべき

これらの注意点を踏まえたうえで、満足のいく転職活動を進めていきましょう。

転職エージェントの利用で100%よい転職が叶うわけではない

転職エージェントを利用することで、転職を有利に進められる可能性はあるものの、必ずしもよい転職を保障するものではありません。

転職エージェントを利用してよい転職が叶うためには、

  1. 「転職エージェントの利用が自分に適している」
  2. 「自分に合った転職エージェントを見つける」

という2点が重要です。

そうでない場合は、次のような事態に陥るリスクがあることを知っておきましょう。

転職エージェント利用のリスク
  • アドバイザーの勧めを鵜呑みにして入社した結果、待遇や環境が全色よりも劣悪な企業だった
  • 入社後、転職活動中に志望していた仕事とは違う仕事を担当させられることになった
  • 入社後、実際の自分の実力を遙かに超えるような期待を企業からされていることがわかった
  • ブラック企業にねじ込まれてしまい、転職を繰り返すようになってしまった

転職エージェントのごり押しには冷静に判断し対応する

転職エージェントは基本的に、求職者が求人企業に就職を決めなければ報酬が発生しない仕組みです。そのため、エージェント・アドバイザーによっては、とにかく就職させるために本人の希望を無視して、入れそうな企業への入社をごり押ししてくる場合があります。

ここで、流されるままに入社を決めてしまうと、その後長く勤められなかったり、転職を繰り返すようになったり、思い描いたキャリアが積み上げられなくなったりする可能性も考えられます。

したがって、本当に自分に最適な企業かどうかを、冷静に判断することが重要です。

良い転職エージェントの条件を把握し慎重に選ぶ

転職エージェントを利用して転職活動を有利に進めるたねには、利用する転職エージェントを慎重に選ぶべきです。良い転職エージェントには共通した特徴がありますが、実際に利用してみるまではわからないこともあります。

気になる複数のエージェントに登録して、下記を参考に、優良なエージェントかどうかを判断しながら、実際に利用していくエージェントを絞り込むとよいでしょう。

転職エージェント選びのポイント
  • 転職者の現状や悩みを丁寧に深くヒアリングしてくれる
  • 最初から転職ありきではなく、「そもそも転職すべきなのかどうか」から相談に乗ってくれる
  • 主観だけではなく、客観的な視点からアドバイスしたり相談に乗ってくれる
  • いきなり求人案件を紹介するのではなく、転職者の目指すキャリアに照らし合わせたうえで紹介してくれる
  • 書類等に不備や改善点があれば教えてくれる
  • 連絡をまめに入れてくれる・こちらが不安を抱えそうな局面では、先回りしてサポートしてくれる
  • 内定が出た企業への入社をごり押ししてこない

 

転職エージェントを利用する際の流れ

自分に合った転職エージェントが見つかれば、実際に利用していきましょう。そのための一般的な流れについて、ここでは紹介していきます。

転職エージェント利用の流れ

1.転職エージェントに登録

まずは、転職エージェントに登録します。インターネットで転職エージェントの公式サイトを開き、入力フォームに必要な情報を入力して登録しましょう。

2.面談 or 電話カウンセリング

転職エージェントへの登録が済むと、アドバイザーから連絡があり、面談や電話カウンセリングの日時を決めることになるでしょう。近くにエージェントの拠点がある場合は、そこに出かけて面談するケースが多いです。

近くに拠点のない地方在住者や、どうしても面談に行けないという人は、電話でカウンセリングをする場合もあります。ここでアドバイザーに伝えた情報が、これからの転職活動のベースとなっていくので、情報は正しく正確に伝えていくようにしましょう。

3.求人を紹介してもらう

面談や電話カウンセリングが終了すれば、そこで話した内容をもとに、アドバイザーが求人案件を紹介してくれます。

案件は基本的に、面談・カウンセリングで伝えた希望に沿ったものになりますが、中にはアドバイザーの視点から、おすすめな案件を紹介している場合もあるでしょう。

4.求人情報の選定・エントリー

求人が紹介されたら、それらの案件の詳細を確認し、実際にエントリーする企業を選定していきます。必ずしも自分の希望にマッチした企業だけが紹介されるわけではないので、自分の希望に合うかどうかを含め、丁寧に確認していく必要があります。

もし希望に合わない企業が多く紹介されたりした場合は、アドバイザーに自分の希望が正しく伝わっていない可能性も考えられます。そのような場合には、どの点が自分の希望とずれているのか、自分の実際の希望はどうなのか、具体的に伝えていくとよいです。

5.選考(書類選考・面接)

企業を選定してエントリーしたら、選考に入っていきます。ほとんどの企業の場合、「説明会参加→書類選考→面接」という流れで進んでいくことが多いです。

転職エージェントにもよりますが、選考の日程調整や選考書類の添削指導、模擬面接などのサポートが受けられるところが多いので、これらも大いに活用していきましょう。

6.内定・意志決定

選考を受けた企業から内定が出れば、その企業に就職するかどうかの意志決定をします。入社の条件等が自分の希望にマッチしているかなど、再度丁寧に確認して意志決定しましょう

転職エージェントによっては、内定企業への入社をごり押ししてくるケースもあります。その場合は、必ずしも休職者のメリットを考えているわけではないので、慎重に判断するようにしましょう。

7.退職交渉

転職先が決まれば、現在いる会社に退職交渉を行います。流れとしては、上司に退職の意志を伝え、退職届けを提出します。

円満退社が基本ですが、退職交渉で問題が発生すると退職日が伸びてしまい、最悪の場合、転職先企業から内定取り消しになってしまう可能性もあります。したがって、慎重かつ丁寧に進めていく必要があります。

特に、転職先が同業種・同業界である場合は、現在の会社との関係が、転職後の活躍にも響いてくる可能性があるといえるでしょう。引き継ぎなど行うべきことをしっかり行い、同僚や上司、顧客に迷惑をかけない形で円満退社を行うべきです。

 

転職エージェントサービス登録後によくある質問

面談時間はどの程度かかるのか?

転職エージェントとの面談時間はや約30分〜1時間程度になります。あなたと何を話すのかにもよって多少時間は前後しますから、できれば2時間程度の余裕はもって臨んでいただくのが良いかと思います。

夜間や土日祝日も対応してくれる?

働くエージェントの方はほとんど個人事業主に近い働き方をしていますので、会社自体が土日祝が休みでも対応してくれるケースが多いと思います。

当日のキャンセルは大丈夫なのか?

当日のキャンセル自体も可能ではありますが、相手も忙しい時間の合間をぬって調節してくれていますので、できるだけキャンセルはしない方が良いのは確かです。

キャンセル料などが発生することはありませんが、キャンセルが続くとその後の面談設定がしづらくなりますし、転職の斡旋がなかなかもらえないことになるケースも少なからずありますので、できるだけ避けた方が無難ですね。

面談は何回ぐらいするの?

サポートを受ける転職エージェントの会社やエージェント自身によっても多少変動しますが、概ね下記の目的で変わってくるでしょう。

  • 顔合わせ及び希望職種(業種などの確認):初回の1回
  • 転職先候補の開示:1回〜2回
  • 履歴書・職務経歴書の添削:2回〜3回
  • 採用面接対策の練習:1回〜2回

履歴書・職務経歴書の添削をメールで行うケースもありますが、リクルートエージェントの方はがっつり赤ペンで返却してくれる方も多いそうなので、添削の面談は場合によっては3回以上発生する可能性もあります

面談時の服装は私服でも良いのか?スーツの方が無難か?

結論からいうと、転職エージェントとの面談はどんな服装で行っても大丈夫です。仕事後や合間に行かれる方はスーツでもよいですし、仕事でも私服なら私服で構いません。

強いて言うなら、清潔感のある服装と、「この業界の会社で働くときはどういう服装がベストか」など、入社後に実際に自分が働いている姿をイメージしてそれに合った服装を選ぶとよいでしょう。

信頼できる転職エージェントを見つけ、転職を成功させよう!

転職エージェントで成功!

現在、仕事は人生の大部分を占め、人生に大きな影響を与えます。

そんな大切な仕事を決める転職活動は、できる限り最善を尽くし、希望が叶うように進めていかなくてはなりません。その強力なサポート役となるのが転職エージェントです。

それぞれの転職エージェントには特徴がありますが、求人案件数、志望業界・業種の企業とのコネクションや深い知識、アドバイザーからの丁寧なサポートが受けられるかなどを調べ、自分に合ったエージェントを見極めることが大切です。

優良な転職エージェントの条件と自分の希望を踏まえ、信頼できる転職エージェントを利用して転職を成功させましょう。

エージェント名 案件数 どんな人向けか 特徴
マイナビエージェント 38,320件 ・志望先の業界や職種がある程度決まっている人
・高待遇の案件を探している人
・非公開求人が多い
・充実したキャリアカウンセリング
・入社後のアフターフォローもあり
BIZREACH 117,000件 ・高いキャリアを持っている人
・高年収での転職を目指したい人
・案件数が多い
・ハイクラスの求人が充実
・登録ヘッドハンター数が3,700人以上
リクルートエージェント 20万件以上 ・選考の対策を念入りに行いたい人
・自分に合う企業を積極的に紹介してもらいたい人
・案件数が多い
・サポート体制が充実している
・転職支援実績が高い
doda 10万件以上 ・自分に合った仕事が分からない人
・視野を広げて転職活動の選択肢を増やしたい人
・案件数が多い
・全国各地でキャリアカウンセリングが受けられる
パソナキャリア 40,179件 ・他のエージェントにない案件を探したい人
・転職成功のノウハウを身につけたい人
・業界ごとの専任キャリアアドバイザーが在籍
・転職ノウハウが蓄積されている
JACリクルートメント 3,136件 ・少ない選択肢から選びたい人
・ハイクラスの転職を求める人
・外資系や成長企業に強い
・充実したサポート体制
ハタラクティブ 非公開 ・20代専門の転職エージェント
・既卒・フリーターでも高待遇の案件を探している人
・キャリアアドバイザーが多数在籍
・LINEビデオ面談の実施
CAREER CARVER 56,205件 ・ハイクラスで転職したい人
・企業からの提案を受けて転職先を決めたい人
・ハイクラスの案件が多い
・企業からのスカウトが積極的
Spring転職エージェント 17,420件 ・ミスマッチを極力減らしたい人
・専門分野で転職したい人
・外資系企業や海外勤務を目指す人
・両手型のサービス
・専門分野に精通したコンサルタントが多い
・海外企業に強い